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いちご荘の彼女たち  作者: まっさー
いちご荘のその後の2人 ~SPECIAL story~
219/302

羽衣とバーチャルデート ~それだと見えちゃうじゃない~

「いちご荘の彼女たち」のヒロインの一人でもある羽衣ちゃんこと朝日 羽衣とのバーチャルデートがついに登場!



ちなみにちょっとエッチなストーリーとなっております。


また、羽衣の口調が少し悪いですが、予めご了承ください。

  朝日 羽衣とは、つい最近付き合うようになり今日はデートの約束があるため1分前に駅前に到着していた。



  「あんた、来るの遅い! 」



  「遅くなってごめん」



  「デートの時は5分前に来るのが常識じゃない! 」


  「確かにそうだね。これからは遅れないようにするから」



  羽衣は、不機嫌になりながらも僕の手をゆっくりと繋いでくれながらこう言ってくれた。



  「まぁ、良いわ。遅刻したわけじゃないから」



  「ありがとう。羽衣」



  「ほら、新しく出来た公園があるみたいだから早く連れていってよ」



  「うん、分かった。今から僕がちゃんと公園まで連れていくから」



  そして僕と羽衣は、新しく出来た公園まで移動していくと、そこには滑り台、ぶらんこ、鉄棒の他にジャングルジムなどもある。


  そのためやや大きめの公園でもある。



  すると羽衣ちゃんが、ベンチに座りながらこう言ってきた。



  「あたいがしたそうなものを当ててみてくれない? 」



  「羽衣がしたそうなもの… あっ、ぶらんこだったりする? 」



  僕がそう言うと羽衣が、いきなりベンチから立ち上がって恥ずかしそうにしながら怒り出す。



  「バ、バカじゃない!ぶらんこだとあたい、今日ピンクのスカートだからパンツが見えちゃうでしょ!もしかしてあたいのパンツ見てみたいわけ? 」



  「そ、そんなことないよ。ただデートと言えば、ぶらんこが良いかなって思ったんだけど」



  「嫌だ。それはもう少し仲良くなってから」



  「うーん、それなら鉄棒なんてどうかな?


 運動にもなるし、良いと思うよ」



  「デートで鉄棒を選ぶ男がどこにいるんだよ!


 やっぱりあたいのパンツを見てみたいんでしょ? 」


  「鉄棒でパンツなんて見えないでしょ? 」



  「鉄棒で回転したりするときにスカートが捲れたりして見えちゃうかもしれないじゃん」



  「あっ、そうだね。うーん、それじゃ滑り台なら僕が先に階段のぼって滑っていったらパンツ見えないと思うけど」



  「あんた、レディーファーストって言うのを知らないの? 」



  「その言葉なら知ってるよ。でも羽衣が先に階段のぼって滑っていったらパンツ見えてしまうかもしれないから… 」



  「確かに見えてしまうかもしれないからね」



  「それなら僕は、どうしたら良いの? 」


  僕が本当にどうすれば羽衣とのデートを楽しめるのかどうかを懸命に考えていると、羽衣が顔を真っ赤にしながらこう言ってくる。


  「仕方ないわね。このまま時間が流れていくのは嫌だから、教えてあげるよ。男ならあたいのスカートが捲れないようにしてあげるからとか、パンツを見たいならあたいのパンツが見たいってハッキリ言えば良いじゃない! 」



  「羽衣… 」



  「別にあたいは、あんたがちゃんとサポートしてくれるなら、どれでも良かったんだよ」



  「分からなくて本当にごめんね」



  「本当に悪いって思ってる? 」



  「もちろん思ってるよ」


  「それなら今からあたいがドキドキするようなキスをしてくれる? 」



  「ドキドキするような? 」



  「うん。そうしてくれたらあたいもツンツンしてしまったところもあるからご褒美をあげても良いわよ」


  「それじゃ今からキスするからね」



  そして僕は、羽衣の唇にゆっくりとキスをしていきながら優しく抱き締めていくと、すごく嬉しそうな表情をしてくれた。



  「な、なかなかやるじゃない!それじゃ今日だけご褒美あげる」



  「ご褒美ってなんなの? 」



  すると羽衣が僕の目の前で、いきなりスカートをゆっくりと捲り上げてきてピンク色のパンツを見せてくれた。


  僕は、この時すごくドキドキしてしまい、羽衣のパンツを眺めてしまっていると恥ずかしそうにしながらこう言われた。


  「あ、あんまりじっと見ないでよ! 」



  「ご、ごめんね。でもすごく嬉しかったよ! 」



  「もうバカッ! 」



  すると今度は、羽衣の方から僕の唇に優しくキスをしてくれた。



  「羽衣… 」



  「今日だけなんだからね!それと今度は、ちゃんとしてよね? 」



  「ありがとう、羽衣。今度は、ちゃんと僕がリードするからね」



  羽衣との付き合い方は、正直難しいかもしれない。

 だけど僕は、そんな羽衣の事が好きだ。

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