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いちご荘の彼女たち  作者: まっさー
いちご荘のその後の2人 ~SPECIAL story~
213/302

SP1 「これまでのハイライト ~前編~」

  僕は、これまでいちご荘でいろんな女の子たちと出逢ってきたが、羽衣ちゃんの告白をきっかけに、これから羽衣ちゃんと人生を歩んでいこうと思った。



  まず羽衣ちゃんから最初にある日突然、いきなり告白される。



  「実はあたい、男性敵対心の症状が出てから生理が来なくなった時があったの」



  「それって大問題じゃない! 」



  「そうなんだよ。気になって病院に行ってみたらホルモンバランスが大きく崩れて閉経状態になってるって言われて思わず泣いちゃったの。一応お薬は、処方してくれて飲んだことは、あるけどぜんぜん効かなかったの」


  「それだと女性としての生活が厳しくなるよね」



  「うん、だから優くんと出逢うまでは、生理が一度も来なくて、えっちな夢を見ることも当然なかったよ。でも優くんに惚れて初めてキスした時からは、生理がまた来るようになってムラムラすることも出てきて、これが女なんだねって言うのを感じることが今、出来てるの」



  「戻って良かったね! 」


  「優くんのおかげだよ!だからあたいは、優くん以外の男とは恋なんてしないし、する気なんて一切ないから」



  「羽衣ちゃん… 」



  僕が羽衣ちゃんの話に聞いていると、羽衣ちゃんがいきなり顔を赤くしながら言ってきた。



  「だから今から言うことは、今はまだ答えを出さなくて良いんだけど、もし優くんが良かったらなんだけど、あたいは優くんといつか結婚したい!2人でお互いにえっちし合ったり、毎日一緒にお風呂に入ったり、毎日一緒に楽しいことしたり出来たら嬉しいなって思ってる」


  「羽衣ちゃん、これってプロポーズだよね? 」



  僕が羽衣ちゃんに確認すると、羽衣ちゃんはものすごく恥ずかしそうにしながらこう言う。



  「うん、でも今は答えを出さなくて良いから。だっていちご荘には、あたい以外にもたくさんの女がいるから最終的に優くんが本当に一緒にいたいって思う子と幸せになってもらいたいから、急いで答えを出されて後悔してほしくないの」



  「分かった。それじゃ決まったら返事するね! 」


  「うん、返事はいつでも待ってるから。ちなみにあたいの事を考えてとかで選んでくれても嬉しくないから。優くんが一緒にいたいっていう気持ちがあるかどうかが、あたいは重要だと思ってるからね」



  それから時間が流れていき、いちご荘最終日に僕、羽衣ちゃんに告白の返事をするため、事前に近くの公園に羽衣ちゃんを呼んでいたため急いで向かった。



  すると羽衣ちゃんがベンチで待っていてくれた。


  「羽衣ちゃん、待っててくれてありがとう! 」



  「ううん、ぜんぜん良いけど今日は最終日なのにどうしたの? 」



  「羽衣ちゃん、今までごめんね」



  「え?どうして謝るんだよ! あっ、違う女の子と付き合うことになったからとか」


  僕は、顔を真っ赤にしながらも気持ちを伝えていく。



  「ううん、それは違う。僕は、羽衣ちゃんの事が大好きです!だから僕は、羽衣ちゃんとこれから先もずっと一緒にいたいからこんな僕で良かったら僕と付き合ってください! 」



  「えっ、こんなあたいを優くんが選んでくれたの? 」



  「うん、僕は、羽衣ちゃんとこれから先もずっと一緒にいたいって思ったから」

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