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いちご荘の彼女たち  作者: まっさー
シーズン4 ~strawberry winter~
209/302

Story205「大切な話」

 すると瞳さんは、他の3人にも質問をする。



「他の3人も美憂会長とさっちゃんと同じで優くんは、頼りになるから悪気はないけどもどうにかしてほしいって言う感じのメールをしてしまったのかな?あっていたら頷いてくれたら良いからね」



 瞳さんが優しく3人に話すと3人とも静かに頷いた。


「そうだったんだね…それじゃこの際だからちょっと悪いけど(かつ)を入れてさせもらうよ! 」



  「確かに優くんはものすごく頼りになるし、困っていたら助けてくれたりしてくれて優しくしてくれて良い男だと思うよ! だけど優くんは国会関係の人でもなければ総理大臣でもなければ天皇陛下でも無いから出来ることは、限られてるのよ!だから優くんにも何かしてあげたくても出来ないことだってある。その上にみんな優くんの事が好きなのよね?好きな人を困らせて苦しめてどうするのよ!確かに私たち女性は、男性の人に適度の範囲内では危ないときは、守ってもらったり、甘えたくなったら甘えたり困ったことがあったら助けてもらったりして生きていく生き物であるとは思う。だけど普段守ってもらったり助けてもらったりしていて好きって思っている男性を困らせて苦しめたりしたらそれは恩を(あだ)で返してしまうことになるから。あとは美憂には、もう1つ言っておくね」



「はい… 」



「メールの話の時に優くんすごく泣いてたわよ!分かってるとは思うけど、優くんは、美憂の事すごく好きだったんだよ!確かに気持ちが落ち込んで不安定になったりするのはめちゃくちゃ分かるけど、あの部屋は都合により優くんと2人の部屋な上にだからと言って1人にさせてほしいって優くんをどんだけ悲しませるのよ!本当に好きなら、ただいちゃいちゃするだけじゃなくて優くんも美憂と同じように悲しい気持ちになってるんだから慰めてあげたりしないといけない! 」



「確かにおっしゃる通りです。優くんは私を助けてくれたり支えてくれたりしてるのに私は、自分の事ばかりで姉なのに優くんの気持ちをぜんぜん考えれていませんでした」


 「ここからは、またみんなに向けて話すけど、好きな男が落ち込んだり悲しい気持ちになっていたりしていたら私たち女は、好きな男に対して、頭を撫でてあげたり甘えさせてあげたり、抱き締めてあげたり、別にそれ以外でも構わないから私たちがリードしてあげないといけない。私たち女は、普段助けてもらったり、甘えさせてもらったり、慰めてもらったり、守ってもらったりしてもらってるのだから。それに私たち女には性的な魅力がたくさんあるじゃない!それをいかして好きな男を元気にさせてあげられたら自然と助け合いが出来て支え合うことも出来る。そしたら好きな男からしたら好印象になって仲良くなれるの。これは、純子にも昔からよく話していることでもあるけど、本当に大切なことだから」



 瞳さんが分かりやすく話すとメンバーのみんなは、すごく納得そうな表情をしている。

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