story204 「どうして分かったの?」
「えっ?なんでなの?別に私、優くんと裸になってえっちな事は一切してないよ! 」
「確かにそうなんだけど、これはとにかく失敗だから」
「私、病気なのかな? 」
「病気じゃなくて自然的なことだから大丈夫だから! 」
さすがに僕は、今のすみっちにはこれ以上説明することが出来ないためとにかく病気じゃないことを説明してあげた。
こうしてすみっちと初めて一緒に寝た夜は、とんでもないことになってしまったのである。
それから僕は、急いですみっちの下着を手荒いしてあげて誰にもバレないようすみっちの部屋で下着を部屋干ししてあげた。
「お兄ちゃんごめんね!まさかこんなことになるなんて思わなかったから… 」
「謝らなくていいけど、ちょっとティッシュで拭いておいてね」
「うん分かった!トイレで拭いてくるよ」
それからすみっちは、トイレに行き僕は、気持ちを切り替えて誰もきていないか気になったため中央部屋に向かった。
すると瞳さんが朝から座っていた。
「瞳さんおはよう! 」
「おっ、優くんおはよう!」
「そう言えば昨日優くんが暗そうにしながら携帯触ってるのを見掛けたんだけど、メンバーのみんなからもしかして助けてほしいみたいなメールでもあった? 」
僕は、いきなり当てられてしまい驚いてしまった!
「えっ、どうして分かったの? 」
「だって優くんの表情がすごく暗かったし、おまけに優くんはすごく頼りられそうだからもしかしてって思ったのよ… 」
「さすが瞳さんだね!実は、昨日7人からメールが届いててうち5人から僕にいちご荘が無くならないように助けてほしいって言われて精神的に困っていたんです。幸い今は、すみっちのお陰で大丈夫ですが…」
「そうだったんだね…その話もう少し詳しく聞かせてくれないかな? 」
僕は、瞳さんに詳しく事情を話した。
それからメンバーたちが中央部屋へとじわじわと集まってきて最終的には、全員が暗そうに集まったのを確認してから瞳さんがみんなに向かって語り始めた。
「今日は平日でみんな朝から忙しいと思うので、ちょっとだけ簡単にまとめて話したいことがあるので、話したいと思います。昨日の件からまだ受け止められないって言う方もおられるとは思いますが、これだけは言っておきます。昨日、純子と友華と羽衣とそらちゃん以外の4人が優くんにいちご荘がつぶれないようにしてほしいみたいな事を言ったみたいだね!優くんの表情が暗くなってるを見かけたから聞いてみたら話してくれたことなの」
すると美憂姉が瞳さんにこう言った。
「だって優くんは、すごく頼りになるし困ってる時に助けてくれる上に気軽に優くんには話せてしまうし、優しい人だから… 」
美憂姉が話始めるとさっちゃんも意見をいい始める。
「私も優くんは、意外と頼りになる上に他に頼める人がいなかったから難しいとは分かっていてもついメールをしてしまいました… 」




