Story200「みんなからのメール」
『私からのプレゼントで超レアな自撮りビキニ姿の写真だよ~しかも口を尖らせた写真だからこれで24時間いつでもどこでも私との妄想キスが楽しめるよ~!さらにこれならお兄ちゃんが持ってても法律上も大丈夫だから安心だよ~!』
すみっちったらいつの間にこんなメールを…変なもの送らないでよ!
まぁ、これは重要そうな件じゃないから後回しとしてあとの7件がなんか怖そうだな。
みんな部屋に閉じ籠りっばなしだからな。
それにしてもさっきのすみっちの変な写真が頭にすごく残るなぁ~!
気持ちを切り替えて次の美憂姉からのメールをみよう!
そしてメールを開いてみるとこう書いてあった。
『優くん、さっきと今本当にごめんなさい…でもやっぱり受け止められないの。だから優くんにお願いがあるんだけど、どうにかしてくれないかな? 』
瞳さんが直接抗議してもダメなんだから僕にどうしろって言うんだよ。
さて次のさっちゃんからのメールは…
『私、せっかく出来た友達と離ればなれになるなんて嫌だから、優くん助けてくれないっ? 』
さっちゃんも美憂姉と同じか!次のよしりんは…
『部屋に閉じ籠る前にみんなと話し合ってみたりしたけど、上手くいかなかったんだよね。やっぱりいちご荘が無くなるのはみんな嫌だから少し時間をあけた方が良いかもしれないね。優くんお願いがあるんだけど、優くんの力でなんとかならないかな? 』
よしりんもかよ!僕は、普通の人であって総理大臣とか大統領でもないんだから!
さて次の昨日の夕方にきていた羽衣ちゃんはどうかな…
『みんなバラバラになっちゃったね!あたいもせっかくみんなと仲良くなれてこれから前を向いていこうとしていたところなのになぁ…でも今一番大変なのは、あたいじゃなくて優くんだと思う。他のメンバーからは、頼られていると思うけど、優くん気にしないでね!それと何かあったらいつでもあたいに相談してね 』
羽衣ちゃんは、すごく優しいね!友華も大丈夫だよね…
『なんだか居づらくなってきたんだよね…今日はちょっと気分を落ち着かせて明日には普通にするようにしてみるからね!それにしても優くん恐らく今、大変だよね?みんな部屋に戻る時に優くんに頼んでみようかなって呟いていたから、みんなからいちご荘の件についての助けてメールか電話が来てると思うけど、それはたぶん優くんを違った意味で頼りすぎてしまってると思うから気にしないようにしてね。私で良かったらいつでも部屋にいるから相談しに愛に来てね!友華』
友華ちゃん!
最後の愛に来てねのところはちょっとコメントに困るけど、僕の辛い気持ちを分かってくれてるじゃないか!
何かお礼をしてあげたいなぁ~
友華には、このあとすぐに返信して友華の部屋に行ってみようかな。
それじゃ次は、そらちゃんだね!




