Story199「家族?」
「お母さん、大丈夫だよ!私とお兄ちゃんは家族なんだから~ 」
「すみっち、家族って… 」
するとすみっちが恥ずかしそうにしながら言った。
「いちご荘の一員としてもそうなんだけど、個人的にも…ねっ! 」
「すみっち… 」
すみっちの代わりに瞳さんが堂々としながら僕に言った。
「そうだよ!優くんは私たちの家族でもあるんだよ」
「ちょっと瞳さんまで…だって僕、まだ何もしてないですよ」
「私をこの間、川で死にそうになったのを助けてくれて純子を実の妹としても可愛がってくれてるし、私たちは優くんを個人的にも家族として受け入れてるわよ」
「瞳さん… 」
それを聞いたすみっちは、すごく嬉しそうにしながら抱きつきながらこう言った。
「お兄ちゃん、お母さんを助けてくれたの!?ありがとう! 超だいすきだよ! 」
「すみっち、そんなに抱きついたら興奮しちゃうじゃん! 」
「別に良いじゃん!だってお兄ちゃんが助けてくれなかったら私の大切なお母さんが死んでたんだよ! 」
すると瞳さんも嬉しそうにしながら僕にこう言った。
「そうだよ!命がけで助けてくれた優くんにはご褒美をあげないとね」
「お母さんの言うとおりだよ!それじゃ今度私とえっちしようか! 」
「何、言ってるんだよ!すみっちは11歳なんだからそれはまだダメだよ! 」
「お兄ちゃん今度って言ったよ!私。もしかして今夜だと思った? 」
「そ、そんなことないよ! 」
「お兄ちゃん顔真っ赤だよ!お兄ちゃんおもしろい」
「優くんのこと言うところもまた良いんだよね! 」
「だよね~ それじゃご飯にしようか」
「そうだね!でも食事当番が不在だけど…」
瞳さんが嬉しそうにしながら僕にこう言った。
「大丈夫だよ!今日は私がカレーライス作ったからみんなで食べよう! 」
「やったー!お母さんのカレーだ! 」
それから僕たちは夕食を済ませてから美憂姉の部屋に行ってみようとしたのだが、貼り紙がしてあった。
『優くん、ちょっと今日は、落ち着きたいから身勝手な私だけど、今日は1人にさせてください。本当にごめんなさい 美憂』
今日は戻れそうにないか。
そして僕は、羽衣ちゃんの部屋に戻っていくと羽衣ちゃんがいきなり無言で抱きついてきてくれてからこう言ってくれた。
「優くん、あたいはどんな時でも優くんの味方だからね」
「羽衣ちゃん、そう言ってくれてありがとう!
僕もどんなでも羽衣ちゃんの味方だよ」
「優くん、ありがとう!あっ、そろそろ寝る時間だから一緒に寝ようか」
「うん、そうだね」
それから僕は、羽衣ちゃんと一緒に眠りについたのであった。
そして次の日の朝になっから携帯を開いてみるとそこには、なんと8件のメールが届いており全員いちご荘のメンバーからある。
僕は、1番上が何故かすみっちからのメールだったので開いてみると、えろい写真だった。




