Story1「衝撃の始まり」
僕は、仕事をするために仕事探しをしていた。
はぁ…今日も結局面接受けたけど、最終で落とされるなんてついてないのかな。
そう思いながら近くのコンビニのトイレに向かう。
少しトイレに行きたいから行くとするか。
そして鍵が閉まっていなかったので、僕は、その子とを知らないためそのまま入ろうと扉をゆっくりと開けた。
するとそこには何故か可愛い女の子がトイレから出ようとしていたのか、下着を上にあげる直前だったため下半身がはっきりと見えており、それに気づいた女の子は、顔を真っ赤にしながらいきなり僕の顔を勢いよく叩いてきた。
「きゃーっ! この変態!なんで中に入って来れてるのよ! とにかく中に入って鍵を閉めて!」
僕は、言われたとおり中に入ってから鍵を閉めてから理由は話す。
「なんでって、ここは男子トイレですし、トイレしようとしたら鍵が閉まっていなかったので」
僕がそう言うと女の子は、慌てた表情をしながらこう言ってくる。
「あっ、そう言えば鍵を閉め忘れたの! 」
「それは分かりますが、どうして女子トイレじゃなくて男子トイレなんですか? 」
すると女の子は、さらに恥ずかしそうにしながら言った。
「いきなりお腹が痛くなったのよ。それで中に入ろうとしたら鍵がしまってて入れなくて、でもこのままだと間に合わなくなるって思って男子トイレの方を見てみたら鍵が開いていたから嫌だったけど、間に合うことが優先と思って男子トイレに…」
「そうだったんですね!ごめんなさい」
「別に謝らなくていいよ。悪いのは私なんだから」
「でも自分が貴女ともし同じ状態だったら僕も女子トイレが開いていたら使っていたと思いますから貴女は悪くないですよ」
しかしその女の子は、さらに泣きそうになりながら謝ってこられる。
「でも私がこうしたせいで、君は悪くないのに叩いてしまったりしたから、本当にごめんなさい」
「気にしないでください。僕が本当に悪いので。それではトイレ中失礼しました。僕は、今から出ておきますね」
「待って!それは困ります」
「どうしてですか? まだトイレ中なので」
「今、君が扉を開けてもし他の人に見られたら私、それこそ死にたくなるから待っててくれない? 」
「分かりました。それでは後ろ向いて待っておきますね」
「ありがとう」
すると女の子は、ゆっくりと便座から立ち上がって下着とスカートをしっかりと上げてからお水を流す。
「鍵開けて良いよ。待っててくれてありがとう」
「いえいえ!それじゃ開けますね」
それから僕たちは、コンビニを後にした。
「そう言えば、君トイレは行かなくていいの? 」
「止まったから大丈夫ですよ」
「私のせいで本当にごめんなさい」
「本当に謝らなくていいですから! 」
「そう言ってくれてありがとう。あっ私は、数日前に22歳になった女性服専門店で働いている山岡 美憂と言います」
「僕は、南川 優と言います。年齢は21歳で今は仕事探しをしています。よろしくお願いします」
「こちらこそよろしくね!1歳違いだったんだね。今、一人暮らしかな? 」
「ちょっと前に一人暮らしになりましたね」
「そうだったんだ。良かったらだけど、私たちが住んでいるいちご荘に来ない? 」