Story193「これからのこと」
「そう言えば優くんは、いちご荘の女子とちょっとしたえっちな事じゃなくて、本格的なえっちした事ってある? 」
「よしりん、いきなり何を聞いてきてるんだよ! 」
「恥ずかしいと思うけど答えてよ」
「そりゃ、混浴したりキスとかならしたことあるけど、本格的には一度もしたことないけど」
僕が顔を真っ赤にしながら答えていくと、よしりんは嬉しそうにしながらこう言った。
「そうなんだね。それなら良かった!優くんだって既に誰かと本格的なえっちしてるんだろうなって思っていたから気になってしまったの」
「僕は、前から本格的なえっちをする時は、正式に付き合うようになってからって決めてるんだ」
「私から見たら、優くんはメンバーのみんなと付き合ってるようにも見えてしまうけどね」
僕は、苦笑いをしながら返事する。
「確かにそうだね。でもまだ誰とも正式には付き合ってはいないんだよ」
「まぁ、みんな優くんの事が好きみたいだから、優くんからしたら誰と付き合えば良いのか分からなくなってしまうよね。でもそれならみんなと付き合えば良いんじゃないかな?それならみんなとこの先もずっといられるよ」
「よしりんの言いたいことは、分かるし僕も一度は考えてしまったことはあるけど、僕はこのままずっとハーレムな人生をって言うのは望んでいないんだよ。確かに誰かを選べば、他の女の子は悲しい気持ちになってしまうことは理解してるけど、やっぱり僕は、近いうちに、ちゃんと選んで一人の女の子と付き合っていきたいんだ」
「そうなんだ。優くんらしい意見だなって思うよ。そうだね、優くんにこのままずっとハーレムをって言うのは似合わないと思うからね」
「誰を選ぶかは、正直難しいし、かなり悩んだりもするけど僕は、ちゃんとした人生を送っていきたいと思ってるからね」
するとよしりんがいきなり抱きつきながらこう言ってきた。
「優くんのこう言うところが、また良いんだよね!それじゃ、そろそろ背中を洗ってもらおうかな。あっ、でもその前に私をもっと抱き締めて! 」
「抱き締めるって今でも十分抱きつかれてる感じだけど」
「ここからは優くんがもっとしてほしいの」
「分かった。それじゃするよ」
そして僕がよしりんをぎゅっと抱き締めていくと、よしりんは顔を真っ赤にしながら僕の両頬っぺたにキスをしてくれた。
「よしりん、こんなところでキスされたら余計に興奮しちゃうから」
「別に良いじゃない。私もドキドキしてるんだから。それじゃ背中を洗ってもらおうかな」
「良いよ。それならよしりんが先に移動してね」
「うん、分かった」
そしてよしりんが先に立ち上がってから移動していき、それから僕が移動して石鹸を手につけてから背中を洗っていく。
「よしりん、こんな感じで良いのかな」
「うん、すごく良いよ!あっ、気持ちいい! 」
よしりんは、すごく嬉しそうだった。




