Story183「履いていない」
「そうじゃなくて、さっちゃんのスカートが捲れてるんだけど、どうしてお尻がまともに見えるんだよ! 」
僕が驚きながら言うとさっちゃんは、嬉しそうにしながら返事をしてきた。
「優くん、気づいちゃった?実は優くんに喜んでもらいたくてパンツは履いてないの」
「さっちゃん、それは非常に危ないし、ノーパンとなると他の人にさらに見られたりしたらどうするんだよ! 」
「それなら優くんがいてくれてるから大丈夫だよ
」
「大丈夫じゃないから! 」
するとさっちゃんが顔を赤くしながらこう言ってきた。
「私は、もっと優くんから積極的になってほしいの。
確かに積極的じゃないところも言うまでもなく良いところだし好きだよ!だけど私は、日に日に優くんの事が好きになっていくから最初の頃とは、ぜんぜん違うの」
「そうだったんだね。気づけなくてごめんね」
「ううん、普段の私は男からえっちなことをされるのは嫌だから間違ってはないんだよ。ただ今の私は、優くんからえっちな事をされたい気持ちが強まってきてるの。
だから私は、優くんにサインを出していたんだよっ」
「それじゃちょっとだけ良い? 」
「良いに決まってるじゃない! 」
僕は、さっちゃんをぎゅっと抱き締めてから唇に優しくキスをしていくと、さっちゃんの鼻息が荒くなりながらもすごく嬉しそうな表情をしていた。
「僕は、さっちゃんのツンとしたところもデレッとしたところすごく好きだよ」
「それって両方じゃない!どうしてツンとしたところも好きなの? 」
僕は、質問の返事に困りながらも顔を真っ赤にしながら答える。
「どうしてって言われても説明しにくいんだけど、さっちゃんは、ツンとしていても見た目だけじゃなくて仕草も可愛いと思ってるからだけど」
「そんなこと言われたの初めてだよ!デレッとしたところは可愛いって言う人ならいたけど、ツンとしたところを可愛いって言ってくれた人なんて誰もいなかったからすごく嬉しい。優くん、大好き! 」
すると今度は、さっちゃんがいきなり僕に抱きついてきた。
「さっちゃん、そんなにぎゅっと抱きつかれたら変に意識してしまうから」
「たくさん私のこと、意識して良いんだよ!
ねぇ、今から川の水で遊ばない? 」
「遊ぶってさっちゃん、今は冬だし、寒いから風邪ひいちゃうよ」
「確かに遊ぶと服とか濡れちゃう上に寒いけど、2人きりになれる機会ってあまりないし、風邪ひかない程度に少しだけで良いから優くんと遊びたいの」
僕は、悩みながらもさっちゃんの可愛いお願いを断ることが出来なかった。
「それじゃ少しだけだよ。その代わり遊び終わったら川の石に挟まってるビニール袋を回収してからタオル持ってきてるからちゃんと拭いてするんだよ! 」
「分かった。優くんありがとう!さっそく一緒に川で遊ぼっ! 」
「良いけど、さっちゃん怪我しないように気をつけてね」