Story180「楽しい思い出」
「すごく綺麗な仕上がりになったんじゃない!
これはすごいよね、優くん! 」
「これは、本当に最高の雪だるまだよ! 」
するとすみっちが嬉しそうにしながら言った。
「これはすごいよ!私ここまで上手く仕上がるなんて思っていなかったからすごく嬉しいよ!みんなありがとう。 美憂ちゃんは、どう思う? 」
「みんなの言うとおり綺麗すぎるからたくさん写真がほしいくらいだよ! 」
僕は、雪だるまが無事に仕上がったため3人に一言声をかけると快く3人が返事をしてくれた。
「それじゃそろそろ僕は、スキーの方も行ってくるよ」
「分かった、お兄ちゃん!楽しんできてね」
「あたいは、この雪だるまで満足したからここにいるよ」
「優くん、怪我しないように気をつけてね」
「みんな、ありがとう!それじゃ行ってくるよ! 」
そして僕がスキー場に向かおうとすると後ろで、愛理ちゃんが待っててくれた。
「愛理ちゃん、わざわざ待っててくれてありがとう」
「ぜんぜん良いよ!それにしてもみんなが言ってた通りすごく綺麗な雪だるまで私も驚いてしまったよ。それじゃ今度は、私がスキーで良いところ見せるから観ててね! 」
「うん、分かった! 」
すると愛理ちゃんは、少しずつ速度をあげていきながら上手く運転をしていき、前に進んでいってから折り返してきて同じ場所に戻ってきた。
「愛理ちゃん、すごく上手くてカッコ良かった! 」
「ありがとう!優くんの目の前でいざってなったら緊張してきて上手くできる自信がなかったんだけど、なんとか上手くできて良かったよ」
「愛理ちゃんの滑り方を見てみると、まるでプロみたいって思ってしまったね」
「優くん、そこまで誉めなくても良いんだよ。
でも、そう言ってくれてありがとう! 」
こうして僕は、すみっちと美憂姉と羽衣ちゃんの4人で雪だるまを作り上げてから、愛理ちゃんの綺麗なスキーを見ることが出来てすごく楽しめたのである。
そして僕が少し休んでいると今度は、そらちゃんに話しかけられた。
「優くん、せっかくのお出掛けだから。良かったら一緒に写真とらない? 」
「うん、良いよ! 楽しい思い出は写真に残したいもんね」
するとそらちゃんが自動シャッターボタンを押してから急いで僕の隣にやって来てからシャッター音がなって上手く写真をとることが出来た。
「撮れたよ。優くん一緒に写ってくれてありがとう! 」
「僕の方こそ、誘ってくれてすごく嬉しかったからありがとう」
「ううん、だってみんなとの思い出もそうだけど、優くんとの思い出もたくさん欲しかったからね。それじゃあたしは、もう少しだけスキーしてくるよ」
「分かった。怪我しないように楽しんできてね! 」
それから夕方くらいまで、いちご荘メンバーはスキーで楽しく遊んだり雪で遊んだりして楽しい思い出を作ることが出来たのであった。




