Story177「僕からのプレゼント」
「うん、分かった。それじゃ優くん、ちょっと待っててね」
それから友華は、レジに並ぶため一旦脱いだものを履いてから一緒にレジに並んでいくと店員に話しかけられた。
「次のお客様、お待たせいたしましたって南川くんじゃないの? 」
「あっ、山口さん」
ちなみにここは美憂姉と一緒に働いている女性服専門店であるため山口さんも同じ店員の一人であるのだ。
「隣にいるのは、結構小さそうだけど、もしかして南川くんの彼女? 」
「違いますよ!店長の山岡さんも住んでいるいちご荘メンバーの1人なんです」
「あっ、そうだったんだね。てっきり彼女かと思ってしまったよ。ごめんね」
「いえいえ!お気になさらないでください。それでは、こちらをお願いします」
「はい、分かりました。それでは税込で648円になります」
「それでは、電子マネーのAICAでお願いします」
それから僕は、友華の下着を買ってから一緒に外に出ると友華が僕にこう言った。
「優くん、ついてきてくれた上に買ってくれてありがとう! 」
「ううん、これは僕から友華へのプレゼントだから」
「本当にありがとう!私、これからずっと大切にするからね」
こうして僕は、友華と下着を買いにいってプレゼントしてあげたのであった。
それから僕は、いちご荘でメンバーのみんなと新年を迎えていき、みんなでスキーに出掛ける日がやって来て僕は、トイレから準備するため部屋に戻っていこうとすると愛理ちゃんに話しかけられた。
「あっ、優くん!いよいよ今日はみんなでスキーに出掛ける日がやって来たね」
「そうだね!でも愛理ちゃんスケジュールとか大丈夫?
昨年の今頃は確かグループのみんなでお正月ライブみたいなのしていたと思うけど」
「それなら大丈夫だよ!今年は活動を始めるのが4日からだから次の女子会の清掃には、そらちゃんを含めて仕事が入ってるから参加できないけど、スキーに行くのは今日だけの話だから安心して」
「それなら良かった!お互い楽しい時間を作ろうね! 」
「うん、そうだね!こう見えても私、スキー上手いから見せてあげるよ」
「そうなの!愛理ちゃんがスキーしているところ是非みてみたいからお願いするよ」
「もちろん良いよ!私のカッコいいところ期待しててね! それじゃ私は、そろそろ準備するから部屋に戻るよ」
「うん、分かった! 」
愛理ちゃんは、そう言ってから嬉しそうにしながら部屋に戻っていくのであった。
それから僕たちは、いちご荘の玄関に集まり、メンバーのみんなが集まったのを確認してから瞳さんがみんなにこう言った。
「みんな集まったみたいだから今からスキーに行きたいと思うけど、忘れ物とかないかな。忘れ物がない人は挙手してね」
するとメンバーたちは、最終確認をしていきメンバー全員挙手をしていった。
「みんな大丈夫そうだね!それじゃ今からスキー場に行きましょう」




