story170「豪華な討論会」
すると今回の討論内容の提案者である羽衣ちゃんは、今日はクリスマスイブと言うことでテーブルの上にローストチキンが並んでいる影響もあるのか、すごく嬉しそうな表情をしていた。
「今日はクリスマスイブと言うこともあり、テーブルの上には、ローストチキンがたくさん並んでおりますので、今回は特別に食べながらいつもより豪華に楽しく討論していけたらと思います。それでは、今回のテーマを発表していきたいと思いますが、今回はなんと羽衣ちゃん提案のテーマであります。テーマは『女がえっちしたくなる心理』になります。まずは、テーマを考えた羽衣ちゃんの話を聞いてから優くんに任せたいと思いますので、羽衣ちゃんお願いするね」
すると羽衣ちゃんは、みんなに向かって語り始めていく。
「これは優くんとちょっと話してるときにふと思い付いたテーマなんだけど、まぁ、人によって違うところもあるかもしれないけど基本的に女は、男と違って全裸とか見ても間違ってもえっちしたくなんてならないと思うから、最悪の場合、その女が男に一切興味がない場合、キモッって言う目線でしか見られないと思うからね。でも女は、優しくされたり、甘えさせてくれたり、えっちしようって言って来ないと女は、その男にどんどん興味を持つようになって好感度が上がれば、えっちしてみたいなって思うようになるのかなと思ったんだけど、今回、みんなの意見を聞きたいと思ったので、瞳さんにお願いして取り上げてもらいました。ちなみに最後に誤解されないように言っておくけど、優くん以外の男には、間違ってもそんな感情出ないから! 」
僕は、その話を聞いてから羽衣ちゃんに苦笑いをしながら言った。
「今は討論なんだから、そんな宣言とかしなくても良いから」
「万が一、他の人に勘違いされたら困るから事前に話してるんだよ」
すると美憂姉も苦笑いをしながらも進めていく。
「羽衣ちゃん、話してくれてありがとう!それでは今からこのテーマについてガールズトーク討論会をしていきたいと思うので、後は優くんお願いするね」
「うん、分かった。今回も頑張るね! 」
そして僕が真ん中の椅子に移動してから進めていく。
「それでは、今から始めたいと思うのでまずは美憂姉からお願いするね」
「私は、えっちしたくなる時なんて真剣に考えたこと今までなかったけど、やっぱり羽衣ちゃんと似ていて仮にその男子に興味持ちかけていたと考えても、直ぐにえっちしたがってくる男子は退いてしまうね。だけど、優くんみたいに優しくしてくれて甘えたい時に甘えさせてくれたりするとえっちしたい気持ちが芽生えてくるかな」
「羽衣ちゃんと同じ意見って言う感じだね!さっちゃんは、どうかな? 」
「私も直ぐにえっちしたがる男は、嫌だけどでもお互い仲良くなってから、ある程度の時間が経過しても全く男の方から、抱いてきたりとかキスしたりして来ないのも困るかな」