story163 「えっちな本」
「友華がそこまでなら言うなら良いよ! 」
「やったー!ありがとう! 実は今、履いているパンツがだいぶん前からのだから、せっかくいちご荘で新しい生活を始めるなら新しいパンツにしたいなって思っていたんだよ」
「確かにその方が、気分転換にもなって良いからね。それじゃ今度、一緒に買いにいこうね! 」
「うん!優くん約束だからね」
こうして僕は、友華と近いうちに下着を買いにいくことになったのであった。
それから僕は、部屋に戻っていくと羽衣ちゃんが、既に来ていて荷物運びまで終わっていた。
「優くん、どこ行ってたんだよ! 」
「羽衣ちゃん、ごめんね。実は、新しく入ってきた下岡さんからいちご荘について少し分からないところについて質問されていたんだよ」
「そうだったんだ。それなら良いけど、他の人とえっちな事でもしてるのかなって思って危うく嫉妬してしまうところだったよ」
「羽衣ちゃん、誰ともえっちな事なんてしてないから」
すると羽衣ちゃんが恥ずかしそうにしながら話していく。
「別に優くんがえっちなことしたらいけないって言ってるわけじゃないんだよ。ただ、したいなら他の人じゃなくてあたいとしよう」
「羽衣ちゃん、何を言い出してるんだよ! 」
「だってあたいは、優くんの事が好きだから。だからあたいは、優くんが最終的に誰を選ぶのかは、分からないし、誰を選ぶかはもちろん優くんの自由だよ。だけどあたいは、優くんの前では、これからも甘えさせてもらうし、あたいは優くん以外の男に惚れることはないから! 」
僕は、羽衣ちゃんの気持ちを聞いてからとあることをカミングアウトする。
「羽衣ちゃん…実は、僕だいぶん前になるんだけど、あの本を持ってるの」
「あの本ってどんな本なのよ」
僕は、引き出しの中の下の方に隠していた古川 麻衣ちゃんの本を取り出す。
「古川 麻衣ちゃんのえっちな本なんだけど… 」
「これってあたいのクラスにいる男も何人かこっそり持ってるの見かけたことあるね。確かこの本って全裸の写真集なんだよな」
「うん、羽衣ちゃんよく知ってるね」
【古川 麻衣ちゃんの解説】
古川 麻衣ちゃんとは超人気のセクシー女優で胸は小さめではあるが、巨乳党の男性にも人気がありファンからは、まいちゃん、まいたん、まいちん、まいまい、まいちー、まいちーず等と呼ばれている。
地上波・CS放送の深夜番組のみならずセクシー女優としては異例的の地上波でのゴールデンタイムの番組にも出演のオファーが、かかり最初はゲストとして出演したのだが、視聴率が今の時代では考えられない25%を記録し、それからはレギュラー出演しているらしい。
しかし最近ではセクシー女優を辞めると言う噂もあるらしいが、それはまた別のお話である。
「あまりにも持ってる男が多くて、そいつらを殴ってやった時にたまたま本の中身が見えた事があってそれであたいは、覚えてるんだよ! 」