Story153「また逢おうね」
「ありがとう!早く一軍に上がってレギュラーに定着してみせるよ」
レオンちゃんがそう言うと次は、すみっちがレオンちゃんに話していく。
「いちご荘に遊びに来れる時は、いつでも遊びに来てね! 」
「純子ちゃん、ありがとう!来れる時間が出来たら来させてもらうからね」
すると次は、さっちゃんがレオンちゃんに勇気づける言葉をいう。
「苦しいことや嫌なこととかあると思うけど、頑張ってね!
離れても私たちは、いちご荘ファミリーには代わりないんだからねっ」
「彩希ちゃん、そう言ってくれてありがとう! すごく気持ちが楽になるよ」
次は、羽衣ちゃんがレオンちゃんに優しく話しかける。
「頑張ることも大切だけど、無理しすぎないようにたまには息抜きすることを忘れないようにしてね」
「羽衣ちゃん、アドバイスしてくれてありがとう」
すると次に愛理ちゃんがレオンちゃんに話しかける。
「レオンちゃんがいなくなるのは、寂しいけどメールとか電話したくなったらいつでもメールとか電話してきてね」
「ありがとう!愛理ちゃんもアイドル頑張ってね」
「レオンちゃん、ありがとう! 」
次は、そらちゃんがレオンちゃんに話しかける。
「あたしもアイドル活動があるから、たくさんは難しいかもしれないけど、時間があるときは、球場まで試合観に行くからね」
「そらちゃん、ありがとう!是非その時は、試合観に来てね」
すると最後に瞳さんが、寂しそうにしながらレオンちゃんにこう言った。
「頑張るためには、もちろん練習とかは必要だと思うけど、無理しすぎたり急ぎすぎたりして怪我は、しないようにした方が良いよ」
「確かにそうだね。もう怪我で苦しんだりするのは、嫌だからね。無理しすぎたりしないように練習を頑張っていくよ。アドバイスしてくれてありがとう! 」
「ううん、レオンちゃんには頑張ってもらいたいし、長くプロ野球選手としていてもらいたいと思ってるからね。それじゃ、レオンちゃんの好きな料理をたくさん作ったりしたから今からみんなで食べようか」
「あっ、そうだね。うわぁ、たくさん作ってくれてありがとう! 」
レオンちゃんは、すごく嬉しそうな表情をしていた。
それからレオンちゃんのお別れパーティが始まっていき、メンバーみんなでレオンちゃんと最高に楽しい時間を過ごしていき、あっという間に夕方になってしまい部屋の荷物をまとめ終わったレオンちゃんは、大きなカバンを持って玄関に移動してから最後にメンバーのみんなにこう言った。
「みんな、短い時間ではあったけどすごく幸せだったし、すごく楽しかったよ!これからもあたしは、みんなのことを決して忘れたりしないから。そして優くん、もし逢いたくなったりしたらいつでもメールか電話してね! 」
「ありがとう、レオンちゃん!それに僕は、お別れとは思っていないから。また必ず会おうね! 」




