Story150「濡れちゃった」
「羽衣ちゃんのそう言うギャップが、すごく良いんだよね。
だからこの間、夢の中で羽衣ちゃんがえっちなことしてる夢を見てしまったんだ」
僕が恥ずかしい話をすると羽衣ちゃんが、変なことを普通に聞いてきた。
「優くんも見たんだ!あたいだけじゃなくて良かったよ。それで起きた時濡れちゃった? 」
「いきなり何、聞いてるんだよ!濡れちゃったって。そりゃ、濡れちゃったけど… そう言う羽衣ちゃんは、どうだったんだんだよ」
僕が羽衣ちゃんの変な質問返しをしてみると、羽衣ちゃんは、さらに顔を真っ赤にしながらこう言われた。
「優くん、女の子に対してその質問は失礼だよ! 」
「ごめんね、羽衣ちゃん」
「ううん、あたいが先に言い出したことだから、あたいに責任があるから恥ずかしいけど言うね。すごく濡れちゃったよ!まるで現実に起きているかのような感覚だったよ」
「羽衣ちゃん、そこまで言わなくて良いのに… 」
「だって本当にすごかったもん。優くんがあたいをベットに押し倒してきて優くんが恥ずかしそうにしながら、あたいの服をどんどん脱がしていくんだもん。もう我慢できないから一緒にお風呂入ろう! 」
「ちょっと、羽衣ちゃんきつく手を引っ張らないで」
それから僕は、羽衣ちゃんに手を強く引っ張られながらお風呂場に連れていかれてお互い全裸になって浴槽に浸かっていくと羽衣ちゃんが、後ろから強く抱きついてきた。
「優くん、ドキドキする? 」
「羽衣ちゃん、そこまで抱きつかれると胸が背中に当たってるから」
「あたいのあそこ触ってみる? 」
「何、言ってるんだよ!触らないよ! そうじゃなくても身体が反応してるんだから」
「反応そうなんだ!それじゃ、もっと抱いてあげる!あたいもこれで受験勉強への活力になるから」
「それ以上抱きつかれたら、可笑しくなってしまうよ」
すると羽衣ちゃんがいきなり立ち上がって浴槽から出て浴槽の前にあるお風呂の椅子に座っていく。
「あたいも可笑しくなりそうだから優くん、手で背中を洗ってくれる? 」
「そんなことしたらえっちな事になってしまうよ」
「背中を洗ってもらうのが、どうしてえっちな事になるんだよ」
「だって素手で異性の身体を洗う人なんていないと思うから」
僕が恥ずかしそうに言うと羽衣ちゃんがいきなり立ち上がってこう言われた。
「遠回しにあたいの身体を洗いたくないの? 」
「そんなことないよ。僕としては、洗ってみたいよ!でも羽衣ちゃんが僕なんかで良いのかなって思って…」
「良いに決まってるじゃない! 間違っても他の男からは絶対に嫌だしアレルギー出るから」
「羽衣ちゃんが良いなら遠慮なく洗わせてもらうよ」
僕が素直にそう言うと羽衣ちゃんが調子に乗りながらこう言ってきた。
「それじゃ、背中じゃなくてお腹をお願いね!その方がお互いの顔が見えるでしょ! 」




