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いちご荘の彼女たち  作者: まっさー
シーズン3 ~fall strawberry~
141/302

Story138「急遽付き添い係に?」

  それからレオンちゃんは、入団テストで同じくテストを受けに来ている投手に対して10打席で10打数7安打、打率.700でホームランを4本も放ち、たくさんの関係者が見守る中、大きなアピールとなった。



  ちなみにテストが終わって1週間後から、契約希望球団から声がかかる形式であるため、それまでは合格かどうかは分からないのである。



  そして僕がお昼前に中央部屋で、レオンちゃんの結果について考えてると瞳さんがやって来て話しかけられた。



  「優くん、ちょっと言っておきたいことがあるんだけど良いかな? 」



  「瞳さん、良いよ! 」



  「実は、2週間後の日曜日に第6回のガールズトーク討論会を開催するからと言うことを伝えておきたかったの」



  「そうだったんだね。

 分かった。ちゃんと覚えておくからね」



  「事前に言っておかないとって思ったから。

 それじゃよろしくね。それと悪いんだけど、明日から純子の二泊三日の自然学校が始まるんだけど、代わりについていってあげられないかな? 優くんの仕事の件については、私から事情を話して連絡しておくから」



  「瞳さん、代わりにって確か自然学校って保護者は同伴しなくて良いんじゃないの? 」



  「それはそうなんだけど、ボランティアで付き添い係と言うのがあって私は、行ける予定だったから申し込んでしまったの。だけど明日は、不動産屋から話したいことがあるって電話があって断れそうなら断るつもりだったんだけど、断れない内容みたいなんだよ。それで参加をキャンセル出来るか学校に電話して聞いてみたら人数分の部屋を用意しているらしくて代理の方でも良いので来てくださいって言われたんだよ」


  瞳さんが深刻そうに話しているのを見た僕は、断れなかった。



  「そうなんだね。まぁ仕事の方は、本来土曜日は出勤しなくて良いんだけど、出勤してるから特別に有給を10日間もあるからそれを使うとして最近は、羽衣ちゃんの男性敵対心の状態が良くなってきていて2週間前から一人で登校しても大丈夫な状態にもなってきてるから僕で良かったら良いけど、僕は何をしたら良いんだろう」



  「それは、学校に電話で聞いたときに質問してみたら、主に生徒に困ったことがあったら助けてあげたりすることと相談事を持ちかけられたら答えられる範囲で答えてあげる役割らしい」



  「そうなんだ。分かった!それじゃその付き添い係として僕が代わりに同行するよ」



  「ありがとう!優くん。すごく助かるよ!急な話で本当にごめんね」


  「ううん、重要な用事なら断るわけにはいかないと思うから瞳さんは、その用事を頑張ってきてね」



  「優くん、ありがとう!ちゃんと頑張ってくるよ」


  こうして僕は、すみっちの二泊三日の自然学校の付き添い係として急遽、瞳さんの代わりに同行することになった。



  そして次の日の朝、僕は、仕事場に電話をして事情を話して3日間の有給を使うことを伝えてから、すみっちの部屋に移動していく。



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