Story131「ついに決定」
「それ以上言わないでよ。想像してしまうから」
「いっぱい想像して良いんだよ。あっ、優くん拭いてくれてありがとう!それじゃ私は、今から服着るからそれからベットで一緒に添い寝してくれるかな? 幸せな時間がほしいの」
「愛理ちゃんが良いなら僕は、ぜんぜん一緒に添い寝しても良いよ」
すると愛理ちゃんは、すごく嬉しそうにして服を少しずつ着ていきながら言った。
「優くん、ありがとう!それじゃ一緒に寝ようね」
そして僕は、すごくドキドキしながら愛理ちゃんと2人でベットで、2時間ほどゆっくりしたのであった。
それから愛理ちゃんは、3日ほどで体調が回復していきマネージャーとの話し合いの結果、これから無理をしないように取り敢えず仕事の量を調整していくことになり、僕が部屋でこれからのことについて考えていると美憂姉がやって来た。
「優くん、仕事の件で報告があるからちょっと良いかな? 」
「うん、ぜんぜん良いけどどうしたの? 」
「実は、この間一緒にお風呂に入ったときに店長の件について話したでしょ」
「そうだったね。あれから美憂姉は、どうすることにしたのかな? 」
「時間をかけて色々悩んだんだけど、せっかくのチャンスを無駄にはしたくないって思うから店長してみることにしたんだ」
「そうなんだ、おめでとう!それだと現在の店長に早く報告しておかないといけないね」
「確かにそうだね、報告してあげないと大変なことになるから」
「本当にものすごく悩んだけど、自分に何度も問いかけてみたところ、大きな一歩を踏み出して貴重な経験をしたいっていう自分が見えてきたからね」
「そうだったんだね。僕は、もちろん応援してるからね! 」
「優くん、ありがとう!今日さっそく店長に答えを伝えるよ」
美憂姉は、すごく明るい表情をしながらその後、仕事場について店長の方に自分の思ったことを話すと店長は、快く店長の座を譲ってくれてることになり店長が美憂姉にこう言った。
「引き受けてくれて良かったよ、ありがとう!
店長になると今まで以上に忙しくなってしまうと思うけど、美憂なら出来ると思ってるから頑張ってね! 」
「ありがとうございます、店長。ちなみに店長は、これからどうなされるのですか? 」
「実は私、子供が3人いるんだけど今までは子供が小さくて旦那さんが育児をしてくれていたんだけど、旦那の就職先が見つかって早くも安定しそうだから、それなら子供の事を考えてあげると今度は、母親でもある私が育児が出来る時間を確保できたらなって思ったからなの」
「そうだったんですか。旦那さんの就職先が安定してきて良かったですね」
「本当に良かったよ。それまでは、私が頑張らないとっていう気持ちが強かったからね。でもその間も旦那は仕事を探そうと毎日頑張ってくれていたけどね」
「決して諦めず仕事を探し続けるなんて良い旦那さんですね」