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いちご荘の彼女たち  作者: まっさー
シーズン3 ~fall strawberry~
122/302

Story119「どうしたら良いのだろう」

  「ありがとう。でも私の今の気持ちは複雑なんだよね。確かに来週から店長になれるのは嬉しいんだけど、優くんとの時間がさらに減ってしまうような気がするんだよね」



  「そっか、店長になれば今まで以上に忙しくなってしまうのか」



  「そうなんだよ! だから私としては断りたい気持ちもあれば、この仕事を始めて約5年近くなるし、たくさんのお客さんに来てもらいたい気持ちもあるから店長になってみたい気持ちもあるんだよね。優くん、これってどうしたら良いかな? 」



  「僕には仕事歴が浅すぎるからハッキリとは分からないけど、美憂姉がやりたいようにしてほしいかな。だから店長になりたい気持ちがあるなら、店長になれることってすごいことだと思うからせっかくのチャンスをモノにして美憂店長として服屋さんの新時代の歴史を作っていくのも良いと思うから」



  「確かにそうだね。店長になりたいって思ってもなかなかなれないもんね。アドバイスしてくれてありがとう。今すぐには決められないから少し考えてみるよ! 」



  「ううん、ぜんぜん良いよ。だって美憂姉には後悔してほしくないから」



  「優くんは、ほんと優しいね!お礼に胸は、大きくないけど全裸で抱いてあげる」



  「ちょっと、美憂姉それは危ないよ。僕もドキドキしてて身体も反応してるんだから」

  僕がそう言っても美憂姉は、恥ずかしそうにしながらぎゅっと全裸で僕に抱きついてくれた。



  「私の身体もすごくドキドキしてるけど、やっぱり女は好きな人をぎゅっと抱きたいもんなんだよ」



  「美憂姉… それじゃ僕も抱いても良いかな? 」



  「もちろん優くんならいつでも良いわよ! 」



  「美憂姉、ありがとう。それじゃ、ちょっと待ってね」



  そして今度は、僕が美憂姉を抱き締めると美憂姉は、すごく幸せそうな表情をしながら今度は、そっと唇を尖らせてきたので僕は、唇に優しくキスをしてあげた。



  「優くん、私の気持ちに応えてくれてありがとう!もう少し抱いたままでいてくれないかな? 」



  「うん、良いよ! 美憂姉が良いって言うまで、それじゃ抱き締めたままにしておくよ」



  それから美憂姉は、約30分ほど離れようとせずに僕は、すごくドキドキしながらも美憂姉の可愛い身体に触れ続けて、このまま誰にもバレてしまうことなくお互いにとって最高の夜になったのであった。


  それから8日後、いちご荘恒例のガールズトーク討論会当日になってお昼前にいちご荘メンバー全員が、中央部屋に集結しており美憂姉がみんなに向けて話を始めていく。



  「みんな集まったみたいなので、今から第5回ガールズトーク討論会のテーマを発表したいと思います。今回のテーマは『男性がドキドキする服装』について今から討論していきたいと思うので優くんあとは、お願いね」



  「お願いって言われても困るんだけど、頑張るね。それでは、順番に聞いていくけど、まず美憂姉はどう思うかな? 」




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