Story117「寂しかった」
「ありがとう! 」
「だってここから先は、優くんが私たちをもし選んでくれた時の楽しみに取ってる方が私も楽しみが出来るからね。
それに私もこのままだと優くんに変なことしてしまいそうだからね。
純子もそろそろ身体洗うわよ」
「うん、分かった」
こうして僕たちは、危うく一線を超えてしまうところだったのであった。
その後僕たちは、旅館で食事をしたり色々会話をして1日が終わりあっという間に旅館を離れるときがやって来て瞳さんが僕にこう言った。
「昨日は、優くんが身体洗って良いかなって言ってくれなかったら、えっちしちゃうところだったよ! 」
「瞳さん、すみっちの前何、言ってるんだよ! 」
「お兄ちゃん私も一緒で、あとちょっとでお兄ちゃんにえっちしちゃうところだったから危なかったよ」
「すみっちまで何、言ってるんだよ! 」
僕は、早いところメンバーの誰に気持ちを伝えて告白するのかをしっかりと決めないといけないと改めて思いながら、3人でいちご荘に帰っていくのだった。
そしていちご荘に帰ってきてから6日後の土曜日の夜に部屋で、美憂姉と2人で小さなテーブルに座っているときに僕がこう考えてると美憂姉が話しかけてきた。
いよいよ8日後は、また討論会がやって来るんだな。どんな内容か今から心配にもなるね。
「優くん、ちょっとだけ良いかな? 」
「うん良いけど美憂姉、どうしたの」
「最近、優くんとイチャイチャ出来る時間がなかったら寝る前に少しだけしても良い? 」
「うん、もちろん良いよ」
「ありがとう! 」
すると美憂姉がそっといきなり抱きついてきた。
「美憂姉、いきなりどうしたの? 」
「最近中々優くんとの時間が、なかったから寂しさと色んな気持ちが溢れだしてきてるの」
「そうだったんだね。僕も最近、美憂姉との時間が少なかったから抱きついてもらえるとすごく嬉しい」
「良かった。私だけじゃなくて。もしかして寂しさとか色んな気持ちが溢れだしてるのが私だけだったらどうしようって思っていたから」
美憂姉がそう言ってからいきなりスカートを脱ぎ捨ててから恥ずかしそうにしながら接近してくる。
「美憂姉、いきなりスカート脱ぎ捨ててなんかしてどうしたの? 」
「今から私と一緒にお風呂に入らないかな」
「お風呂って今、入浴の時間帯じゃないから誰かに見つかったりしたらどうするんだよ! 」
「それなら大丈夫だよ。今日私、いちご荘に帰ってから、みんながお風呂に入ってる時間帯も瞳さんと次の討論会の準備をしていたからお風呂に入れていないから後でゆっくり入って良いからって言ってくれてるの」
「確かにそう言えば、僕がお風呂に入っていこうとした時、美憂姉は部屋にいなかったもんね」
「だから私と一緒に入らない? 」
「でも誰かに見つかったりしたらどうしたら良いんだよ」