表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
いちご荘の彼女たち  作者: まっさー
シーズン1 〜Strawberry spring〜
12/302

Story11「延長」


 「どうしよう…長い間良い気持ちになった事が無くて止められないかも… 」



 「羽衣ちゃん…でも他の人にバレたらどうしよう」



 「それなら大丈夫! あたいの部屋には基本的に誰も入ってこないし、何かあったらあたいが責任持つから、もう少しだけ続けてくれないかな? 」



 「そこまで言うなら良いよ。僕も興奮してきてるところだから」



 「ありがとう! それじゃちょっとだけ待ってね」



 「うん、良いよ! 」



 すると羽衣ちゃんは、スカートを脱いでいきぶどう柄の下着一枚になった。



 「な、何してるんだよ! 」



 「延長してくれたご褒美!あとは、あたい自身の身体に優くんの温もりを染み込ませたいの。そしたら男性恐怖症も敵対心も完全克服出来ると思うから。

女の子は、1つの雰囲気や1つの流れに敏感だからね」


 「それじゃ羽衣ちゃんだけにこんな格好にはさせられないから僕もズボン脱ぐよ! 」



 そして僕もズボンを脱いでいきこれでお互い下着一枚になった。



 「ありがとう! もう1回抱いてくれないかな? 」



 「うん、良いよ! 」


 僕は、羽衣ちゃんを抱き締めた。


 「あたいの下着姿ってどうかな? 」


 「可愛くて女の子っぽくて良いよ! 」


 「本当に? ありがとう! そう言ってもらえると嬉しくてもっとドキドキしちゃうよ。優くんもかっこよくて良いよ! 」



 「羽衣ちゃん、僕の方こそありがとう! 」



 すると今度は、羽衣ちゃんが僕を抱き締めてくれて幸せそうな表情をしていた。


 「だいぶん、スッキリした~ごめんね、なんだかあたいばっかり甘えちゃって…」


 「そんなことないよ!僕も羽衣ちゃんの可愛い表情とかたくさんみながらドキドキしてたから」



 「そう言ってくれてありがとう!優くんは、本当に優しいんだね! 」



 「羽衣ちゃんも優しいじゃん」



 「そ、そんなことないよ。ねぇ、この事は悪いんだけど、全部内緒にしてくれないかな?

他の人に知られたら恥ずかしいし、どことなくあたいのキャラになりつつもあるから今はみんなに話したら男性敵対心って案外軽かったんだねって誤解されてしまうから」



 「確かに誤解されるのは、困るよね。

うん、分かった! 内緒にしよう」



 「本当にありがとう!普段はまた冷たいように見えるかもしれないけど、あたいのこの気持ちは変わらないから!それと内緒にしてくれるならまた、一緒に今日みたいなことしてくれないかな? 」



 「僕で良かったらもちろん良いよ! 」



 「ありがとう!

それじゃ最後に優くん歓迎の握手ねっ 」



 それから羽衣ちゃんは、僕がいちご荘にやって来た事について握手で歓迎してくれた。



 こうして命懸けから始まり羽衣ちゃんの男性恐怖症と敵対心はほぼ克服出来たのであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ