Story115「家族みたい」
「入ろうって2人の女の子と混浴なんてしたことないから… 」
僕がそう言うと瞳さんに手を繋がれながら脱衣場まで連れていかれる。
「良いじゃん、良いじゃん!お互いいっぱいドキドキし合おう! 」
そして脱衣場で2人とも素早く脱いでいき、気づいたら2人とも下着一枚の姿になっていた。
「お兄ちゃん、早く脱がないの? 」
「そりゃ脱ぎたいけど、今ドキドキが止まらないから見られるのが恥ずかしくて… 」
「ドキドキしてて良いじゃん! 」
「そうだよ。優くん!私たちだってこう見えてもドキドキしてるんだから」
「2人がそこまで言うなら分かったよ」
そして僕も脱いでいくと、2人は早くも下着を脱いでいき、そのまま中に入っていこうとする。
「2人ともバスタオルは巻かないの? 」
「優くんと一緒なら巻かないわよ!
本当に好きな人の前なら、恥ずかしくても女は、ありのままの裸を見てもらいたいものなの」
「お兄ちゃん、私も一緒だよ!バスタオル巻くなんてめんどくさいからね」
「2人とも僕が可笑しくなっても知らないからね! 」
僕は、そう言ってから2人と一緒に湯船に浸かっていくと瞳さんがテンション上がりながら明るくつぶやく。
「優くんと純子と一緒に入ってると本当の家族って思ってしまうなぁ」
「私もお母さんと一緒だよ。優くんは、一人の男の子としても魅力あるけど、こうしてるとお父さんとしても意識出来ないことないもんね」
僕は、顔を真っ赤にしながら返事する。
「2人とも何、言ってるんだよ!それだと僕からしたら… 」
「私は、優くんの妻で純子は、優くんの娘って事になるね。考えただけで最高だよ! 」
「瞳さん、続きは言わなくて良かったのに」
「だって考えてみたかったもん。でも優くんが、いつかもし私か純子を選んでくれたら2人と付き合えるんだよ」
「変なこと言わないでよ!ただでさえ、瞳さんとすみっちを女性としてさっきから意識しまくってるんだから」
「良いことじゃない、ねっ純子」
瞳さんがそう言うとすみっちは、嬉しそうにしながらこう言った。
「そうだよ!私も今、大切な思春期の時にこんな思い出が出来たら女の子としての発育状態は、最高になると思うわよ」
「すみっちまで変なこと言わないでよ。それにしても瞳さんが僕と一緒でも、メンバーの人たちは特に何も思わないんだね」
「まぁ、他のメンバーからしたら私の普段のイメージと年齢がみんなより歳上と言うことで、まさか優くんとイチャイチャしたりしないだろうって思ってくれてるみたいだからね」
「そうなんだね。確かに瞳さんの普段のイメージだと僕もそうは見えないかな」
「でも私だって女なんだからドキドキしたいときは、あるんだよ。ねぇ、優くん私を抱いてくれないかな」
「抱くってお互い全裸なんだよ! 」
「別に良いじゃん!裸同士だからこそ良いんだよ」




