Story106「大人の階段」
「それで話したいことってなにかな? 」
「実は、昨日からトイレに行くと少しではあるんだけどパンツとかに血がついちゃったりしてて何か怖い病気かなって思ったりしてるの… 」
「僕は、男だから合ってるかどうかは分からないけど、もし一時的であれば大人になりつつある生理かもしれない」
するといきなりすみっちは、立ち上がりながら嬉しそうに話し出す。
「えっ、そうなの?やったー!それじゃえっちしても良いんだね! 」
「だから前にも話したと思うけど、すみっちにはまだ早いから。でも後で瞳さんに確認はしてみてね」
「うん、分かった!後でちゃんとお母さんに聞いておくね」
僕は、いきなり立ち上がられて全裸でハッキリと見えて目のやり場に困っているため優しく注意する。
「あの、それですみっち…いきなり立ち上がるのは、辞めてくれないかな?目のやり場に困るから」
「あっ、ごめんね」
すみっちは、直ちに再度湯船に浸かっていく。
「ぜんぜん良いよ。ただすみっちの身体は魅力的過ぎるからね。そう言えば前も似たような事があったけど、でもなんで瞳さんが先じゃなくて僕に先に相談なのかな? 」
「他の女の子には、何故か相談しにくくてお母さんに相談しようと思っても何故かお兄ちゃんに真っ先に相談したくなっちゃうんだよね。私は、お兄ちゃんの事が大好きだから! 」
「すみっち…僕も大好きだよ! 」
「お兄ちゃん、ありがとう!そう言えば来週いちご荘のみんなでバーベキューするんだね」
「そうなんだよ。久々にメンバー全員が日中に集合出来るからって瞳さんが話してたんだ」
「みんなと秋にバーベキューが出来るなんて良いね!今からバーベキューの日が待ち遠しくなってきちゃったよ。早くバーベキューの日にならないかなぁ」
こうして僕は、突然乱入してきた、すみっちと一緒に楽しく混浴したのであった。
それから5日後のお昼前にいちご荘のメンバーたちが中央部屋に久々に全員集合して美憂姉がみんなに話しかける。
「みんな今日は集まってくれてありがとう。今回は、久々にメンバー全員が日中に集合したと言うことで今から楽しく庭でバーベキューをしていきたいと思います。材料は少し前に私が買ってきたので、あとはみんなで用意をしていきたいと思うので瞳さんに役割分担を決めてもらいましたので、瞳さん発表してください」
「はい!分かりました。それでは今から楽しくバーベキューをするための役割分担を発表します。道具などの準備係は、彩希ちゃんと佳乃ちゃんの2人。野菜やお肉を焼いたりとかする調理係は、美憂会長とレオンちゃんと私の3人。バーベキュー後の道具の片付け係は、愛理ちゃんとそらちゃんの2人。そして最後にバーベキュー後に出た洗い物と庭の清掃係は、優くんと羽衣ちゃんと純子の3人になります。大変かも知れないけど、みんなよろしくね」




