Story105「突然の混浴」
「そうだったんだ。それならバーベキューすごく良いと思うよ」
「良かった!それじゃ決まりだね」
「うん、そうだね! 」
こうして来週の日曜日にいちご荘初のバーベキューの開催が決まったのであった。
そして次の日の夕方に僕は、仕事が終わっていちご荘に帰ってからお風呂の湯船にゆっくりと浸かっていた。
やっぱりここの湯船は、いつ浸かっても良いね!
するといきなりお風呂の戸が開いて全裸ですみっちが入ってきたのだ。
「す。すみっち…なんでいきなり入ってくるんだよ! 」
「たまには混浴したいからに決まってるじゃない! それに次の順番は私なんだから大丈夫だよ」
「僕が大丈夫じゃないよ!前より胸がちょっと大きくなってるような気がするし… 」
僕がそう言うと、すみっちはすごく嬉しそうにしながら明るくこう言った。
「気づいてくれてすごく嬉しいよ!そうなんだよ。この間、おっぱいの大きさがAからBになったんだ! 」
「良かったね。おめでとう! 」
「お兄ちゃんのおかげだよ、ありがとう! 」
「別に僕は、何もしてないよ。それより浸かるんなら浸かってくれないかな?全裸が視野にずっと入ってるから」
僕が顔を真っ赤にしながらそう言うとすみっちは、ゆっくり湯船に浸かりながら変な返事をしてきた。
「別にえっちなこと考えても良いんだよ!いつかは、私たち夫婦になるんだから」
「すみっち、変なこと言わないでよ! 」
「私は、お兄ちゃんからの告白ならいつでも待ってるからしたくなったらいつでもして良いんだよ。なんなら私から告白でも良いんだよ」
「告白するときは、男の僕からするよ! 」
するとすみっちがいきなり湯船の中で僕に抱きついてきた。
「それなら今は、どうかな?お互い全裸での告白は、最高だと思うよ! 」
「全裸で抱きつかないでよ!それに全裸で告白なんてできるわけないじゃん! 」
「別に良いでしょ!私にはお父さんがいないんだから。確かに全裸でその雰囲気になったらそのままえっちな流れになっちゃうからね。キャー、考えただけでドキドキして興奮が止まらなくなっちゃうよ! 」
「すみっち、それじゃ少しだけだからね。変なこと言わないでよ。想像してしまうから… 」
僕がそう言うと、すみっちは顔を赤くして恥ずかしそうにしながらこう言った。
「ありがとう!たくさん想像しちゃって良いんだよ」
「何、言ってるんだよ」
「そう言えばお兄ちゃんに相談したいことがあるんだけど… 」
「どうしたのって聞いてあげたいんだけど、さすがに全裸で抱きつかれてると真剣になれないからちょっと今は、抱きつくの辞めてもらって良いかな? 」
「あっ、確かにそうだね」
そしてすみっちは、抱きつくのを一旦辞めた。
「それで話したいことってなにかな? 」
次回、すみっちの相談したい内容が明らかになる!




