Story99「妹の愛のある優しさ」
「そうなんだ!お兄ちゃん詳しいんだね!もしかして今までに女の子とえっちした回数多かったりするの? 」
すみっちは、僕に笑いながらからかってきたため僕は、返事に困った。
「そんなことないよ。ただえっちしても良いって言うだけだと間違った捉え方をすみっちにされても困ると思ったからなんだよ」
僕がそう言うと、すみっちは少し深刻そうな表情になりながらこう言った。
「なるほどね…私は、お母さんの話を聞いた時に生理が来るようになったら、お兄ちゃんとえっち出来るんだって思ってるよ! 」
「いやいや、11歳でえっちなんかしたらとんでもないことになるから」
するとここで、すみっちが嬉しそうにしながら語り始める。
「あとは、お母さんが生理が来るようになって好きな人と本格的なえっちをしたら子供が出来るようになるって教えてくれたの。私は、お兄ちゃんと本格的なえっちをしたら13歳くらいには、子供が出来て幸せな人生がやって来るんだねって先先まで考えちゃったよ。えへっ! 」
「えへっ、じゃないよ!先先まで考えすぎだし、すみっち変なこと考えないでよ! 」
「だってお兄ちゃんの事が大好きなんだもん!だから私は、いつかお兄ちゃんと結婚してお兄ちゃんに今まで助けてもらった恩返しをしていきたいって思ってるから」
「すみっち… 」
僕は、すみっちの優しすぎる言葉に思わず、すみっちをそっと抱いてしまった。
「お兄ちゃん、いきなりどうしたの! 」
「抱きたくなってしまったから。だって僕は、てっきりすみっちがえっちしたい事しか考えてないのかと思っていたら僕に恩返しをしたいだなんて言われたら胸がキュンとしてしまったんだよ」
「だって好きな人に助けてもらったら好きな人に恩返ししたいって思うのは女の子なら普通だと思うよ」
「すみっちは、やっぱり良い妹だし良い女の子だよ!
ちなみにこれは、すみっちのためになることだから話しておくけど、子供を作るにしてもどれだけ早くても18歳くらいの方が良いと思うよ。昔テレビで取り上げられたことがあったんだけど、13歳とか15歳くらいの時に子供を作ってしまうと後々が大変なことになってしまうの。だから今は、普通に過ごしておこう」
するとすみっちは、頷きながら納得してくれた。
「そうだね。今はいちご荘のみんなとも楽しくこれからも過ごしていきたいし、結婚は16歳にならないと確か出来ないみたいだからね。教えてくれてありがとう!でもこれだけは言っておくね。私は、いちご荘の他のメンバーの誰よりもお兄ちゃんの事が大好きだからね! 」
そして遠くまで泳ぎにいってたレオンちゃんが戻ってくるのを知らずに、すみっちは僕の唇にキスをしてくれた。
(ちゅっ! )
「すみっち、ありがとう… 」
「うん!これですごく楽しい夏休みになったことだし私は、そろそろ海からあがるとするよ」




