表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

奪うことに興奮を

作者: 花園眠莉

 俺が好きになった子は皆彼氏がいた。最初の方はお似合いだから諦めるってしてた。けれどいつからだろう横から攫ってしまいたくなったのは。


 いつの間にか寝取るのが趣味になった。狙った人には友人として距離を詰めて彼氏の情報を聞き出して悪いところを聞く。女子は良いところも見るがやはり悪いところも目についている。そういうところは俺はやらないようにする。理想の人に近づけていくのだ。ただし、内面を変えるだけだから外からは何も変わっていない。それと自分に自信のない人も多い。だから出来るだけ褒めるようにする。適当なことではなく出来るだけ具体的に心がける。リップの色の変化は小さいようで大きい。


 好感度を上げて横からかっさらう、そのスリルが好き。彼氏の反応も楽しみの一つだ。あー、また奪いたい子がいる。ふわふわしているけど芯のあるような兎みたいな子。その上努力家な可愛い子。


 あーこんな歪んだ趣味の俺が近づいたら汚れてしまうと思うけど近づきたい奪いたい。自分の感情が抑えられなくなる。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ