私がラノベを買わなくなった理由
*但し完結した作品は除く。
小説投稿サイトに登録して色々な作品を見るとと必ず見掛ける単語がありますよね。
[書 籍 化]
この単語を見ると「お、これ面白いのかな?」と思いますよね?
そこで私の悪い癖が出てしまいます。
作者のマイページに行き投稿作品を見てしまうんです。そして最初に注目するのは『連載』か『完結』の二文字。次に最終更新日です。
これでお分かりなると思いますがエタっていないかの判断ですね。
これは本屋に行ったときでもやってしまいます。
もう数年前からタイトルで内容が分かるような作品が溢れ返っています。面白そうだなと思ってもつい癖で検索してしまうんですよね。
前回2度ほど似たようなエッセイもどきを書いてから3年、私の中で出した結論はどれだけ途中が面白くても完結出来ない作品はweb版だろうが書籍版だろうが評価するだけ無駄というものでした。
よくあとがきに「面白かったらブックマーク、評価をお願いします」みたいなことを書く作家さんがいますが読者のブックマークを圧迫するだけのゴミ、評価したけど期待を裏切る等で八割無駄になりますね。書籍化果たした作家さんですらこうなります。まああの人たちも最初は楽しんで書いていたと思いますよ。趣味に報酬が絡んだばかりに人気が無くなれば平気でエタる、エタった作品の感想欄には続きを待っていますという読者の声を無視して「新作を投稿しました!」と宣う作家の出来上がりです。
評価をしようにもどうせエタるんだろ。
書籍化してもどうせ中途半端なところで打ち切りだろ。
スクエニのすぐサ終するソシャゲみたいな作家しかおらんな。
エタる作家さんには分からないと思いますが完結するまでは未完成なんですよ。
小泉構文を使わないと理解出来ないのかなと思うくらいには失望しています。
自分の作品が打ち切られても投稿サイトには残っているんですよ。なぜ続けないのか。せっかく面白いと評価してくれた読者を裏切るのか。読者からの応援よりも読者から出るお金が大事なのかと。
なんか評価するのも作品にお金出すのも無駄に思えるようになりました。
ですが私もオタクです。ラノベが読みたくなります。そこで考えたのが完結済みの作品を読むことです。前回も同じような事を書いたのに当たり前すぎて忘れていました。書店には無くとも通販で買える便利な時代ですね。家にある中途半端に終わった小説を全部古本屋に売りそれで得たお金で完結済みの小説を買い漁りました。もう満足度が違いますね。一本の映画を最後まで観尽くした感覚でした。
私はこれで読者に目覚めろとは言いません。ただ今から買うその小説は本当に最後まで自分を楽しませてくれるのかもう一度考えてみてほしいです。
これを見て作家も頑張っているから萎縮させるな、無料のサイトでどう書くかは作家の自由という感想が予想されますが読者側も評価をどうするかは自由です。作家に対しての信頼度があるかどうかというお話です。ちゃんと完結ができる作家さんを見つけたいものですね。