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♥ 吟遊大詩人のセロフィート & 守護衛士のマオ その1  作者: 雪*苺
【 オルデシア小国にて 】 全6話
5/6

♥ 戦争勃発 5


 せんとうりょくひくりきむらびとたちことなんてかぎられているってのに、ぞくなかまもろうとむらびといっだんけつしている。


 きだし、ていこうだとおもう。


 じゅうりんされて、にんがバタバタるにまってる。


 むらなんてまもらないで、いのちゆうせんさせてげたらいのに……。


 しろはたげてこうさんするせんたくいみたいだ。


 5ヵしょかれているてきぐんいっせいそうしているってつといっせいかかはじめた。


 5ヵしょてきぐんいっせいはしして、まえむら(むら)していた。


 ついに──、とうとう──、はじまってしまったんだ。


 きんりんしょこくてきぐんによるオルデシアこくみんへのじゅうりんまつ(カーニバル)が────。











 …………………………オレはいったいなにせられているんだろうか……。


 これがセロがっていた “ おもしろこと ” なのだろうか??


 いや……きっと…なんだろう。


 だって…こんなひどくてむごたらしいことあいは、きゅう(テッラ)じょうでセロしかないんだから!!


 オレがせられているじょうこうけいごくだ。


 しゅにくりんてきごくとかじゃなくて、ちがでのごくだよ!


 おもわずりょうふせぎたくなるようなこうけいに、オレはこころそこからセロにさけんでもんいたいぐらいだ!!


 だけどもオレは…せいあつめて、せいをフルかいてんさせて、オレのみぎどなりすわっているセロにはなけた。


マオ

「 ──セ…セロっ!!

  これはいったいどうなってるんだよ??

  なんで…こんなことになってるんだよ…… 」


 オレはぜんしんふるえがまらない。


 こえふるえているのはいかりからなのか──、ショックからなのか──、オレしんにもからない。


 セロをおこってもいのだろうか??


セロフィート

おもしろこうけいでしょう?

  1ためしてみたかったことです。

  ふふふ(////)

  このあとかれかのじょがどうなるのかものでしょう? 」


マオ

ものって……。

  た…たしかに……べつではものになるだろうけどさ……。

  これをじっさいじっこうするなんて──、セロはイカれてるよ!!

  へんたいだよ!! 」


セロフィート

だれへんたいですか。

  ワタシはへんたいでもなければイカれてもいません。

  いたってです 」


マオ

がだよ!!

  まともなヤツは、セロみたいなことかんがえたりしないんだよ!!

  じょうこうけいなんだよっ!! 」


セロフィート

「 マオにわらってほしかったのに… 」


マオ

「 …………セロのちはうれしいけど…、せられてわらえるかよぉ!! 」


セロフィート

「 そうです?

  せっかく(げんしつ)(みなもと) 〉へへんかんさせたのに… 」


マオ

「 やりぎなんだよ…… 」


 オレはふかくてとおおきないきいた。


 じょうきているごく──もといけんは、一寸ちょっとどころではないパニックをこしていた。


 じょうではぜんめぐみがゆたかな≪ オルデシアしょうこく ≫をせんりょうするために、どうめいむすんだきんりんしょこくの5ヵこくぐんたいが≪ オルデシアしょうこく ≫のりょうしんぐんして、むら(むら)いっぽうてきしゅうげきはじめた。


 かかげてはしってかっててきぐんまえにしても、むらびとたちひるむどころか、むらにバリケードをつくって、てきぐんむかとうとしていた。


 バリケードがやぶられ、むらびとたちにもてきぐんろされて、ころされようとしたしゅんかんきたんだ。


 てきぐんぼうけているもの──、すべてが〈 (げんしつ)(みなもと) 〉にへんかんされはじめた。


 てきぐんは「 あっ! 」ともなく、あられもない姿すがたわった。


 そう、とどのつまり──、まれたとき姿すがた


 ぜんまるはだか,すっぽんぽん──だ。

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