表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
♥ 吟遊大詩人のセロフィート & 守護衛士のマオ その1  作者: 雪*苺
【 オルデシア小国にて 】 全6話
4/6

♥ 戦争勃発 4


 ──って、いまはそれどころじゃなかったな。


 ≪ オルデシアしょうこく ≫をまもっていたせいれいけっかいえてしまったってことはだ、しんにゅうしゃけっ()かい(こう)せき(せき)まもっているせいれいけっかいなんかのほうほうやぶって、けっ()かい(こう)せき(せき)()かい()したんだろう。


 けっ()かい(こう)せき(せき)()かい()されたから、≪ オルデシアしょうこく ≫をっていたせいれいけっかいえてしまったんだ。


 セロといっしょにテントからたオレは、がけうえからじょうようろすことしかない。


 オレにはなにない。


 セロにはるのに、セロはなにもしてくれない。


 セロはたかけんぶつぼうかんじんどうてきじっけんをするのがだれよりもきなにん(セロ)ぎょう(フィート)だ。


 今日きょうのセロのおたのしみは、オレをじょくした≪ オルデシアしょうこく ≫のこくおうそっきんたちぜつぼうそこたたとすことなんだろう。


 かえしのために、おおぜいかんけいなオルデシアこくみんが、こくこくおうそっきんたちけて、せいしゃになる。


 ひどはなしだ。


 もしかしたらだけど…オレがらないだけで、ひそかにセロはしんにゅうしゃしていたかもれない。


 セロにはかないけど…。


 どうせいたって、ていされたり、はぐらかされたりするだけだからだ。


 きんりんしょこくぐんたいじんけいくずことなく≪ オルデシアしょうこく ≫のりょうしんぐんしている。


 セロのてではあさがたにはりょうはいるらしいけど、オルデシアこくみんたちしんぐんしてているてきこくぐんたいたいすることになったら、どうするんだろう。











 きんりんしょこくぐんたいぜんで5ヵこくある。


 くろよろいこっきぐんあかよろいせっきぐんしろよろいはくぐんむらさきよろいぐんいろよろいぐんだ。


 5ヵこくみつどうめいんで、≪ オルデシアしょうこく ≫へもうとしている。


 ≪ オルデシアしょうこく ≫を5とうぶんするつもりなのかな?


 まれて、じゅうりんされて、せんりょうされたオルデシアこくみんらいはどうなるのかな。


 れい(ドンクラ)かな??


マオ

「 なぁ…セロ──、≪ オルデシアしょうこく ≫がかんらくしたら、のこされたエルフのまつえいたちはどうなるんだ? 」


セロフィート

「 どうもなりません 」


マオ

「 どうもならない??

  なんでだ?

  れい(ドンクラ)にされたり、しないのか?? 」


セロフィート

「 マオはオルデシアこくみんれい(ドンクラ)にされるところたいです? 」


マオ

たくないよ!

  たいわけないだろ!! 」


セロフィート

「 そうです?

  ざんねんです… 」


マオ

ほんざんねんがるなよ〜〜 」


セロフィート

「 ふふふ。

  マオにおもしろこうけいせましょう 」


マオ

おもしろこうけい??

  いったいどんなこうけいだよ… 」


セロフィート

ていればかります。

  マオ、すわってけんがくしましょう 」


 そうったセロがしてくれた。


 オレはセロのことあまえてこしろしてすわった。


 あさのぼったころには、≪ オルデシアしょうこく ≫のりょうしんにゅうし、しんぐんすすめていた。


 こくおうこくぼうぐんてきぐんかわせているけど、5とうぶんけられたこくぼうぐんかずでは、とてもじゃないけどてきぐんこうせんすることになったらかなわないだろう。


 いくせいれいほう使つかえるからとっても げんかいがある。


 ハラハラしてた!!


 はくぐんさいしょむらしてしんぐんしている。


 てきぐんからのさかいのないじんこうげきけてさいしょがいむらだ。


 むらびとたちはパニックをこしながら、まどいながらもぶんたちまれてそだったむらまもろうとしているみたいだ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ