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こんぴけん  作者: ホワイト
第1章 (そして始まる新しい生活)
2/12

第1話 (まーのんびりとやっていきましょうや)

はい、やっと本編?が始まります、はい。

新しい登場人物はいたようないなかったような……


まぁ深いことは考えずにお気楽に楽しんでください。そのために書いているようなものなので。

そして例によってサブタイの( )の中の言葉に深い意味は全くありませんので。


それではごゆっくり~



 四月八日


 衝撃の(?)入学式から一週間後、この日から授業が始まる。

 朝家を出ると、たいていはすぐに神田と出会う。神田の家は俺の家から学校に行く方向と反対に五十メートルほどいったところにあり、俺と神田が家を出る時間は大体同じぐらいなので中学の時からほとんどいつも一緒に登校している。

「よう。」

「ういーっす。」

お互いにいつもの挨拶を交わして学校へ向かって歩き出す。

「今日から授業かー。」

「だな、登戸先生みたいな先生ばっかだったらどうする?」

「それはそれでいいかもな~ だけどそれって『俺の授業は起きてろ』って先生ばっかってことか? それだとちょっとキツイかな、寝れないし。」

「寝ることを前提にするか?」

「寝ててもオッケーってことはほとんど何やってても問題ないってことだとオレは思ってるが、何か?」

「……おいおい……」

そんな感じで神田とたわいも無い話をしながら歩いていくと、最初の交差点を曲がったところで後ろから声をかけられた。

「むむっ、そこを行くのは代々木君!」

「へ?」

後ろを振り返ると、そこには桜木がいた。なにやら得意げな笑顔をしてこっちへやってくる。

「なんだ、桜木か、おはよ。」

「うん、おっはよー。やっぱり代々木君だったね。」

「ぬぉっ! 代々木、その子はこないだの子か!」

「ああ、そうだけど。」

「そっちの人、代々木君の友達?」

「あ、うん、神田武彦って言って俺の幼馴染。」

「神田です。以後お見知りおきを。」

「わたしは桜木春香です。よろしくお願いします。」

「神田、なにそんなにかしこまってんだよ。」

「こういう機会にキャラ作りをしないでいつするんだよ?」

「お前のキャラは間違いなく入学式の日に決定してると思うぞ。」

「ぐぁっ、痛いとこ突くなよ!」

「変わり者第一号、か。」

「ひどいな~、まぁ確かに入学式の日はポシャっちゃったけどよ~。」

「いや、むしろあの時のキャラのままで通した方が友達はたくさん出来ると思うぞ。」

「そうかなー? あっ! 代々木、入部届けちゃんと書いてきたか?」

「あぁ、親のハンコもらう時になんか不思議な顔をされたよ。」

「そうなのか? うちの親はオレが部活に入るって言ったら喜んでたぞ。」

「そりゃぁ放課後の食べ歩きが無くなれば食費が減るだろうからな、喜ぶんじゃないか? ……そういえば桜木はどっか入ったのか?」

「わたしはまだ。おもしろそうな部活がいっぱいあってどれにしようかとっても悩んでるんだよね。」

「そうなのか、でも桜木ってなんとなく運動系のとこに入りそうだよな。」

「うーん、それでもいいんだけど裏科学部とか秘境部とかもおもしろそうなんだよね。」

「……いったいどんな部活なんだろうな。」

と、桜木も交えてしょうもない話をしながら学校へと歩いていった。



 四時間目、科目は地理、担当は俺達の担任である登戸先生


「うい~っす、初めての授業はどうだ? 一時間目はなんだったっけ? おーい、級長!」

「現代社会です。」

「現社か、矢川(やがわ)先生か?」

「はい、そうです。」

「そうか……矢川先生か……」

「せんせ~い、矢川先生がどうかしたんですか?」

なぜか神田が声を出す。

「いやー、実はだな、たぶん一回目の授業だったから抑えていたとは思うんだが……まあ一言で言ってしまえばアイツはエロいんだな。ま、心配しなくても授業では下ネタはそんなに飛ばさないと思うから。ただ個人的に質問に行った時に関しては知らん。あ、女子だったら心配ない。その辺はちゃんと弁えている変態紳士だからな。」

「…………マジですか!!!!!」

一部の男子生徒から歓声が上がる。……こいつら、間違いなくこのあと矢川先生のところへ突撃するな……

「とまぁ雑談はそれぐらいにして、授業を始めるぞ。寝るなよ~」

そして中々面白い授業(雑談含有率60%)がチャイムの音と共に終わった。

「おっしゃ、メシの時間だ。……あ、そうそう、俺が弁当持ってくるまで食べ始めんなよ? 一回はお前さんたちと一緒にメシを食うように言われててな。でもメシ買いに行くやつらは買いに行って構わんぞ。ほいじゃすぐ戻ってくるからな。」

先生はやや急ぎ気味に教室を出て行った。



 六時間目が終わった。

「あー、終わった終わったー。」

神田が思いっきり伸びとあくびをする。

「今日の先生は割と普通だったな。」

「うーん、でもオレは三時間目の生物の先生はいいと思うぞ。」

「あー、あの雑談大好きだ、って言ってた先生か。」

「授業の初っ端から雑談しまくりだもんなー。」

「っと、先生が来たぞ。」

終礼をするために登戸先生がやってきた。

「えー、初めての授業はまぁきっと楽しかっただろうと思うがどうだった? 楽しかったよな? 特に俺の授業は面白かっただろ? ……で、連絡事項だが今日は特になし。あえて言うなら明日の授業に必要なものを忘れるなよ。それといくら単位制だからといって初っ端からサボらないように! 去年は二日目からサボったヤツがいたから一応言っておく。それと初めてでいろいろと分からないこともあるだろうが、助け合いの精神で何とかしてくれ。後は高校生なら勉強だけじゃなくって部活とか恋愛とかに精を出してもいいと思う。勉強だけの高校生活なんてつまらないからな。一度だけの青春だ、有意義に過ごすように! 以上、おしまい。」

「起立、礼!」

『さようなら~』

何気に勝手な仮定をしたり、生徒指導を丸投げしている気もするが、まあそこは気にしない方向で。ついでに最後のアレ、名言か?

「代々木~、部室行こうぜ~。」

「よし、行くか。」

そして教室を後にしてまだ生徒もまばらな廊下を通り、コンピ研の部室へと向かう。どうも他の一年生のクラスはまだ長々と終礼をやっているようだ。 ……いや、むしろうちのクラスが短すぎるのか? 

二階の廊下を南端へ向かって進むと、すぐにコンピ研の部室へ着いた。

「こんにちはー。」

「お、いらっしゃい。入部届けは書いてきた?」

部室には既に小金井さんがいた。パソコンも電源が入っていて、なにやら起動画面が表示されていた。

「あ、はい。書いてきました。」

「オレもっす。」

「はいはい、それじゃあ出してちょうだい。」

入部届けをカバンから出して手渡す。

「よし、不備もないし、では改めて……コンピューター研究部へようこそ! ちょっと待っててね。今君たちのパソコンを使えるようにしてるから。ちなみにOSはレインボウズだから、多分君たちの家にあるパソコンと同じだと思うよ。」

そう言って小金井さんは再びパソコンに向かって作業を始めた。特にすることもない俺たちは手近にあった椅子に腰を下ろして、その様子を眺めることにする。それから少しして籠原先輩がやってきた。

「ごめん、小金井君、遅くなったわ。……あら? あなたたち、もう来てたの。」

「ええ。」

「入部届けは出した?」

「はい、もう出しました。」

「そう……、もう少し待っててね、すぐにあなたたちのパソコンが使えるようになるから。」

「よし、終わり! 代々木、神田、ちょっと来て!」

「あっ、はい。」

「一応聞いとくけど、さすがにパソコンの使い方は分かるよね?」

「ええ、それぐらいは。」

「まかしてください。」

「そしたらこのパソコンが代々木、隣のパソコンが神田のだから、とりあえず起動してみて。」

俺と神田はそれぞれのパソコンの前に座って起動する。しばらくしてデスクトップが表示されると、今度は籠原先輩が説明に入る。

「うん、問題ないみたいね。これからはそのパソコンを使っていろんなことをしてもらうから。それとパスワードは掛けるのも掛けないのも自由よ。でも一応設定しておくことを進めておくわ。誰かに勝手に使われるのはいやでしょ? ……えーと、説明することはこれぐらいかな? 小金井君、他に何かある?」

「んー、大体そんなもんでしょ。」

そこまで小金井さんがしゃべったところで誰かが部室のドアをノックした。

「ごめんくださーい!」

ん? この声、どことなく聞き覚えがあるような……

「どうぞ、開いてますよ。」

籠原先輩がそう言うと、ドアが開いて一人の生徒が入ってきた。

…………桜木がなぜここに?

「えーっと、コンピューター研究部であってますよね? ここ。」

「はい、そうですが……って、もしかして春香ちゃん?」

「えっ、まさか秋乃先輩?」

「ん? 籠原さんの知り合い?」

なんなんだ? そもそもここに桜木が来ること自体が想定外なのにその上に桜木と籠原先輩が知り合いだって?

「わ~、秋乃先輩おひさしぶりです~。」

「そう? ついこの間会ったばっかりじゃなかった?」

「あー、籠原さん、この子知り合いなの?」

「うん、そうよ。小学校の時のね。」

「あれっ? 秋乃先輩、彼氏さんができたんですか?」

「えっ! ち、違うわよ! そんな訳ないでしょ! どうしてそうなるのよ!?」

「えー、そうなんですか? 秋乃先輩美人だからきっとモッテモテだと思ってたんですけど。」

「……籠原さんに挑んで惨敗したヤツは数知れず、なーんて噂もあるけどね……」

小金井さんがこっそり耳打ちしてくる。

「それよりも春香ちゃんどうしたの? ……まさかうちに入りたい、とか?」

「はい、そうです。」

「えぇっ、そうなの! 本当に?」

「そうなんです。……あ、代々木君に神田君、やっほー。」

「あ、あぁ。」

「お、おう。」

「ひゃー、まさかこんなことがあるなんてねぇ……。去年籠原さんが入ったときには先輩たち、『コンピ研史上最初で最後の女子部員だ~』って大騒ぎしてたのに、今年も来るなんて……ちょっと驚きだな。」

小金井さんの独り言、か?

「えーっと、じゃあ春香ちゃんうちに入るのね? それならこの入部届けに必要事項を記入して明日持ってきてちょうだい。」

「わかりましたー。」

「よーし、さらに部員が増えてよかった! さて、じゃあ新入部員のトレーニングでも始めるか!」

「その前に春香ちゃんの分のパソコンもセッティングしておいてね。」

「ぐぁっ、それがあった! ちょっと待っててくれ……えー、名前、なんていうんだい?」

「あ、桜木春香です。」

「はいはい、桜木さんね。そしたらしばらく雑談でもしてて。その間に準備するから。」

そう言って小金井さんはパソコンに向かって作業を始めた。桜木と籠原先輩はイスを持ってきて俺たちの向かいに座る。

「ふう、春香ちゃんのパソコンの準備が終わるまでしばらくかかるから、それまでは休憩ね。……でも本当にここでよかったの? 他には気になる部活とか無かったの?」

「うーん、あったにはあったんですけどそれがどこも活動場所が見つからなくって……」

「? そんなはずは無いと思うんだけど、どこの部?」

「えーっとですねぇ、裏科学部と秘境部と黒歴史部です。」

「ちょっと……全部アングラ系の部活じゃない!」

「あのー、俺らもちょっと気になってたんですけど、それっていったいどんな部活なんですか?」

「あー、オレも気になる。」

「そっち系のことは小金井くんに聞いてちょうだい……小金井くん!」

「はいはい、えーっとね、裏科学部って言うのはちょっとどころじゃなくアブナイもしくはヤバい実験をメインにやってる部活。活動場所は基本的に水川大橋の橋の下か豊野川の川原、あるいはとある研究所の実験室、その実験室はは先輩のコネで貸してもらっているらしい。秘境部は主に秘境と呼ばれる場所、というか彼らがそう呼んでいる場所、無論危険な場所も含む所に行くべく日夜鍛錬をしてる部活。活動場所は駅前のスポーツジムが多いね。ちなみに実際に秘境にアタックをかけるのは長期休暇中。黒歴史部はいろんなところで闇に葬られたイタいエピソードを中心に調べている部活。そのターゲットは偉人・有名人から校長まで幅広い。活動場所は大体市立図書館、たまに実地調査って言ってどっか行ってる。」

「な……なんでそんなに詳しいんですか!」

「小金井くん、なぜだかそっち系の人に広いネットワークを持ってるのよ……」

「僕の人脈はそっち系だけじゃないさ~。ちなみにアングラ系って言われるのは基本的に学校側に認可されてるわけじゃないから。文化祭なんかでは有志出展の形をとって出展してる。部員勧誘は入学式の日だけ、それもあんまり目立たないようにやってる。先生に見つかるといろいろ面倒らしいからね。で、それを逃すと僕みたいにそことつながりのある人経由じゃないとまず入れない、そもそも活動場所が分からないから入りようが無い。ついでにさっき言ったやつの他にもいくつかあるよ。」

「あのー、小金井さんはどこまでそっち系の人と繋がりがあるんすか?」

「んー、顔が利かないとこは無いと思うよ? 今度彼らの活動を見てみるかい?」

「い……いや、遠慮しておきます……」

「そう? 気になったらいつでも言ってね。すぐに手配するから。それともう少しで準備終わるから、籠原さん、トレーニングについて説明しといて。」

「わかったわ。」

「えーっと、籠原先輩、トレーニングってなんですか?」

「うーん、早い話が新入部員を鍛え上げるための特訓ね、でもそこまで大変じゃないから大丈夫。」

「よーし、準備できたぞー。」

「あ、じゃあ春香ちゃんはあっちで自分のパソコンの準備してきて。」

「はーい!」

桜木は勢いよく立ち上がると小金井さんがいじっていたパソコンの前へ飛んで行った。

「えーっと、説明するわよ。トレーニングって言うのはブラインドタッチングの練習のこと。それが終われば何してても構わないから。」

「ブラインドタッチング? なんですか、それ?」

「文字通りキーボードを見ないで文字を打つこと。それが出来ると文字を打つ作業の時の速さが段違いだから、ここに入ったら必ず習得しなくちゃいけないの。」

「大丈夫、僕は一週間で終わったし、籠原さんでも三週間で終わったから。」

「籠原さん『でも』ってどういうことかしら?」

「んー、まぁ思わずポロっと言っちゃった言葉だから聞き流してついでに忘れてくれるとうれしいな~。」

「覚えておくわ。」

「あー、やだなぁ……後が怖いなぁ……ん? ちょっと! 桜木さん! 何が起きたんだ!」

「わ、わかりませ~ん!」

「ちょっと! どうしたの?」

籠原先輩が様子を見に行く、そして小金井さんと同じように驚きの声を上げる。

「えっ? なにこれ!」

みるとレインボウズ独特の青いウィンドウが大量に出現していて、おまけにフリーズしているっぽい。

「あのさ……、もしかして桜木ってパソコンオンチ?」

「あはー、ばれちゃった? てへ。」

「てへ、じゃ済まない気がするんだが……。」

「ちょっと、小金井くん! 何とかならないの?」

「何とかするから待ってて!」

先輩たちは二人ともパソコンの復活に取り掛かってしまった。

「なぁ、桜木。」

「ん? なぁに? 代々木君。」

「お前家でパソコン使ったこと無いのか?」

「う~ん、あんまり無いかも。」

「……それは現代に生きる高校生としてどうかと思うんだが……なぁ、神田、お前はどう思う?」

「………………ぐぅ」

「へ?」

見ると神田は腕を組んで盛大に寝ていた。さっきから会話に加わってこなかった訳はこれだったのか……。

「よーし、やっと直った……」

「お疲れさま……」

「……籠原さんが桜木さんに付きっ切りになってあげた方がいいんじゃない? というよりむしろ付いててあげないと危険な気がする……」

「そうね……、そのほうがよさそう……」

「よし、じゃあ代々木と神田は僕、桜木さんは籠原さんが面倒を見るということで。そうそう、代々木、神田を起こしてくれるかな?」

「おい、神田、起きろ。」

「ふぇ? 準備できたのか?」

「そうだよ、いいから起きろ。」

「へいよ~。」

「よし、そしたらそれぞれ自分のパソコンの前に座って起動して。」

そして詳細説明兼トレーニングスタート。


  一時間程後……


 「よし、今日はここまで!」

「みんな、お疲れさま。」

「うぃーっす。」

「終わった……」

「みんなどうだった~?」

トレーニングといってもさすがにずっとやりっぱなしではなく、一日一時間程度でいいらしい。何でも一時間以上やっても集中力が持たないので意味が無いとか何とか。……なんとなく『ゲームは一日一時間!』とか言う言葉が連想されるが、まぁ気のせいだということにしておこう。

「それじゃあ後は好きなことしててもいいんだけど、今日は特にやることも無いからどうしようか。……まぁいいか。帰ってもいいし残っててもいいよ。今日はここで一旦お開き。明日からは何かやりたいことがあったら自分で必要なものを持ってきてね。ちなみに僕のオススメはゲームでもしてるか音楽ファイルとイヤホンを持ってきて音楽でも聴くこと、かな。もちろんゲームっていうのは任○堂DSとかP○Pっていうののことだけど。」

「はぁ……いいんですか? そんなことしても。」

「いいよいいよ。僕も籠原さんもよくやってるから。」

「そうなんですか?」

「え……えぇ、まぁ。」

「ゲームがやりたかったら面白いFPSがあるからあげる。エ○ュレーターなんかは使ってもいいけどあくまで自己責任でヨロシク。ほいじゃあ後はご自由にどうぞ。」

特にやることがない俺たちは早々に帰ることにした。

 その帰り道……

「なぁ代々木、なんつーか思ってたよりラクじゃなかったか? 特訓。」

「だよな。どっちかっつーとゲームみたいな感じだしな。桜木はどうだった?」

「えっ……あはは~、わたしは秋乃先輩に怒られてばっかりだったよ~。『お願いだから余計なところを触らないで!』って~。」

「桜木さん、オレの見立てでは籠原先輩は怒らせるとヤバい。だから気をつけたほうがいいと思う。」

「えー、大丈夫だよ。秋乃先輩が怒るのはだらしない男の人だけだもん。」

「……それでいくと小金井さんはかなり危ないんじゃないか……?」

「うーん、確かにしっかりしてるとは言いづらいな……」

「でも部長をやってるってことはそれなりにちゃんとしてるんじゃない?」

「そうなのかもな……そうなのか?」


とまぁ高校生生活の初日はこんな具合だった。



さて、いかがでしたか?


以前は大きくまとめていたものを小分けにして、ちょいと手直しを入れただけなんですが、やはり分量が少なめのほうが読みやすいかと思ってこうしました。


楽しんでいただけたなら幸いです。つまらなかったら……ごめんなさい、がんばります。


しっかしあとがきに書く事に関して結構困るのは僕だけですかね?

さすがにあとがきにまで本文のノリを持ち込むとなかなかすごいことになりそうな気がしているのでいろいろと自粛しています。

だけどそのうち羽目が外れる……かも?


それではまた!


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