通り雨に
通り雨
ときおり強く降った
舗道を叩く勢いを持った水しぶきは
何か余分なものまで
洗い流しそうで
不安を覚えた
恋にためらいを見せてた、わたしは
そのあとにあなたから誘われた、
わたしの行きたかった場所を断った
また、いつでも行けるからと
どんな迷い道に入っても
あなたと二人きりなら
何も思わない
決して、キレイごとではないけど
どこか自信みたいなものがあって
あなたと恋の答え合わせをしなくても
正解を導き出せる気が
ずっとしていた
なんとなく・・
最近、あなたのしぐさに似てきて
周りにバレてないかと
ヒヤヒヤしたときもあったね
こうやって、あたりまえのように
なっていくんだね
たぶん・・
あるとき、ふと
恋する気持ち以上に
大切なものに
気がつくんだよね
読んでいただき、ありがとうございました




