第4話 この瓶コーラ、昔よく飲んでいたな〜
け、け、け、健康診断の結果は…とるとるトゥン!
すべてオールAー!
わーい!わーい!健康の生活を送って良かった…
あれ?今年から追加されたか、分からないけどこの
「ブラック企業務め度」はなぜか53万だ……
おっかしいな、あれ?理由、精神が安定していないから…
…………
肝臓もなぜか悪くなる前兆があるらしい…
………………
よし!こんな時は駄菓子屋に行ってやーる!
ー駄菓子屋(田舎)ー
いつもの白髮の優しそうなおばさんがいた。
そして、今回はこれを買う。
「すいません。”瓶コーラ”をください。」
その瞬間、おばさんの目が一瞬輝いた。
「……お主も分かるのー!やっぱりコーラと言えば、缶でも石油でもない、瓶ですよな…よし!150円の所を昭和価格の80円にしよう…」
「ガチでいいですか!おばさん!」
「おばさんじゃないお姉さん!」
「では、80円どぞ。」
トレイに置くとさっさと退散した。
「ありがとうさーん!今度お礼にトイレットペーパーをあげるわ!」
「お、オゥ」
オフィスに帰り、早速蓋を栓抜きで開けた。
開けた瞬間、部屋全体に”シュワー”という音が響き渡った。
一気に昭和にタイムスリップだー!
タイムスリップ昭和!
……侍的にやめてくれ!
それはさておきこの音を聞いただけで幸せになれるわー!
そして、一気にゴクリ。
うわぁ~!風味が石油よりも残って、めちゃくちゃ冷えてやがる…
これは…冷凍庫だー!
氷を作るあの部屋ぐらいキンキンに冷えて、めちゃくちゃ一気に詰めれる(飲める)冷凍庫だー!
キーン!キーン!
かき氷状態だ…
うわぁぁぁ…
でも!シュワシュワ感が満足するわー!
血糖値のことなんか関係ないぜー!
シュワシュワ!
あー!夏に飲むと生き返るー!
あぁ…美味しかった。
うん?上司からメールだ。
「明日から転勤だ。東京都から、鳥取支部に異動してくれ!」
ぐわぁぁぁ!!
砂大好きカフェに行こう。
鳥取砂丘も最高ー!
終わり