盗聴
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深夜中に次話の投稿します。
今日用事終わってシャワー浴びてたら
もう、24時目前だったという。
男は、薄暗い部屋で一人、座っていた。
机上のスピーカーから流れる音をただ淡々と
聞いて。
『さて、今回の作戦だが前回同様
我が国から最も近い箇所の軍事基地に
奇襲をかけ、クローン研究施設の破壊を
行おうと思う。
しかし、今回の作戦ではこちらの
ムーヴメントの性能は割れている。向こうも
増員してくるだろう。
イヅナくん、君のクローン達が
複数で相手してくると考えられる。
そこで、僕もこんな手は使いたくないんだが
細菌兵器を使おうと思う。』
「細菌兵器か、それは困るな。
そしてこれ以上クローンの個体を
相手側に渡すのも得策ではない。」
低く、しゃがれた声で初老の男は喋る。
そして、同じく机上にある電話機に手を
伸ばし、電話をかけた。
「研究員を5人程つれ、
傍受室へ来てくれ。」
ややあって、人間は部屋に入ってきた。
5人ではなく、9人であったが、
それは研究員たちの目の前の、
この初老の男がそれだけの
権力を持っている事を著していた。
「遅れてしまい、
申し訳ありません。集まりました。」
「いや、いい。それより貴様らに
仕事を与える。クローン129〜150番体
までの体に抗体を持たない
ウイルスが入った場合に同クローン達を
死亡させるようにしておけ。
理由は、こういうことだ。」
そういい、男は敵軍から盗聴した先程の
音声を流した。
研究員達は納得した様子で部屋から
出ていった。
互いの策は始まった。しかし、片方に
神が味方する形で。
いや、戦争における情報の取得は
神そのものと言って良いだろう。
その、顛末を唯一知る。
神ならざる神によって、全ては動き始めた。