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シンフォニックメタルの歌詞(2023.6.2/200文字小説)
暗く深い海が私を飲み込んでも
冷たく鋭い氷が私を貫いても
あなたが生きていればそれでいい
雷に打たれても
雨に打たれても
あなたが笑顔でいればそれでいい
例えこの世界で結ばれなくても
あなたの幸せを願う
「なーに書いてんの? またファンタジックな歌詞?」
「うるさいなあ、いいじゃないか!」
「ま、アナタが書くファンタジックな歌詞、シンフォニックメタルみたいで嫌いじゃないけどね」
「だからー、みたい、じゃなくてそうなの!」