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好きなアイツは超クール バレンタイン編

バレンタイン突発短編!

昨日久々に飲み過ぎて、こんな時間になってしまいました! ごめんなさい!


以前に書いた、三視点小説の続編です。

よろしければお楽しみください。

明人あきと、おはよう」

みお、おう、おはよう」


 真梨まなし澪は、隣に住み、誕生日まで一緒という筋金入りの幼馴染、振井ふるい明人の元を訪ねていた。


「何だ? 日曜の朝に」

「これ渡そうと思って」


 澪が紙袋を渡す。


「何だこれ?」

「バレンタインチョコ。今年は日曜だから貰えないだろうと思ってさ」

「おぉ、サンキュー」


 明人が紙袋を受け取る。


「もしかして、手作りか?」

「そうよ。ま、簡単な生チョコだけどね。ちょっと食べてみてよ」

「うん」


 明人は袋を開けて中身を一つ口に放り込む。


「ん。うまい」

「そ、良かった」


 用は済んだとばかりに、踵を返す澪。


「義理でもないよりはマシでしょ?」

「まぁな」


 頷きながら、明人はもう一つチョコを口に放り込む。


「ホワイトデーのお返し、期待してるよ」

「分かってるよ。ありがとな」


 日曜日の穏やかな日差しが、二人が家に入った後の玄関を照らしていた。

読了ありがとうございます。


さてこんなそっけないやり取りが、別の視点からはどうなるか、振井明人編、お楽しみください。

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