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混浴温泉に女子は来るのか?

俺の家の混浴温泉は好評で、毎日誰かしら遊びに来てくれていた。


この様子ならティーナの街に建設中の温泉が完成すれば、国の名所として大きな産業になるだろう。


俺は普段から頑張ってくれているニカナーノや塚ちゃんやシャルロッタなど温泉に呼んでいない女性達にお礼を言いにギルドに来ていた。


「新しい街の建設計画の費用管理ありがとな。」

「それくらい何でもないですわ。今日は何の様ですか?」


「いや、たんにお礼を言いに来ただけだ。

男達は温泉に呼んでお礼を言う機会を作ったからな。」


「何の放置プレイですか?

私達は一緒に温泉に入りたいのですが。」

ニカナーノと塚ちゃんは、混浴温泉に入りたいらしい。


「僕も温泉に入りたいんだけど、それに僕たち精霊はいつも裸だし。」

と火の精霊ほのかも言う。


「えっ、精霊って温泉平気なのか?

火が消えるとか、逆に蒸発させちゃうとかないのか?」

「ないよ。そもそも僕達精霊は自然と調和してるしね。もちろんすいかとふうかも大丈夫だよ。」


俺は焼肉祭の忙しい中、水の精霊と風の精霊にそれぞれ すいか と ふうか と名付けて居た。


ほのかは炎と火でほのかという我ながら素晴らしいセンスで名付けた。


しかし二人には何も思いつかず、風を ふう と かぜ と読んでふうか。

なんか二人に か が付いたので、なし崩し的に水に か を足して、すいかになった。


すいかについては苦情は受け付けていない。


ちなみに二人にも仲間印の赤いコートを授けているので、裸コート三姉妹になっている。

すいかは服が濡れてしまう欠点があるが、ふうかはもちろん普通に服が着れる。

でも仲間ハズレは良くないから3人とも裸コートにした。

俺のナイスな判断だ。


「そうなのか。でもシャルロッタが居るから、一人だけ呼ばないのも変だろう。」


「そうとよ、私は混浴はちょっと恥ずかしいと。

でも、みんなが入りたいならみんなで行ってくるといいと。」


俺は心の中で思う。

いやいや、シャルロッタ君。

普段から裸コートの精霊達はもちろん、ニカナーノと塚ちゃんの裸はもう見ているのだよ。

君が来ないと意味ないのだよ。


「温泉には色が付いてるって、カンナさんが言ってたし、みんな一緒なら大丈夫じゃない?」

さすがニカナーノだ、そこに痺れる憧れる。


「そうそう、一度見てみてどうしても駄目なら足湯でもしてれば良いよ。温泉でお酒とか

飲んでも平気らしいわよ。」

足湯はともかくナイスだ塚ちゃん。


あの濃い色の湯を直接見れば入ってくれる可能性が高いし酒もある。

入ってさえくれれば、カンナ達に使ったワニ作戦が使えるのだ。


「まあまあ、そんな無理して入るものでもないし、食べ物も用意しておくからシャルロッタは足湯にして宴会の方中心に参加するといいさ。」

俺は助けるふりして、シャルロッタの参加を勝手に決めた。


「それじゃあ、今日男達に明日は温泉使えないと話しておくから、明日来てくれ。じゃあな。」


俺はその時、ニカナーノと塚ちゃんの怪しく光る視線に気づかなかった。


ニカナーノと塚ちゃんは何も俺の為にシャルロッタを温泉に呼んだ訳ではなかった。

シャルロッタを呼ぶ事によって、俺に他の男を呼ばせない様にする事が目的だったのだ。


13話誤字脱字修正しました。

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