混浴じゃない温泉と真夏のスキル
今日は温泉に三蔵とアレックスと万導と田中とタンダーソウ達が来ていた。
「いや〜、温泉と言うのはいいものだな。」
「せっかく混浴なのに、女子が居ないでゲス。」
「俺は温泉もいいけど戦闘がしたいな。」
「銭湯だけに戦闘というギャグですか?
見事に滑ってますね。」
「そんなつもりで言ってねえぞ、勝手に人を滑らすな。やんのかワレ。」
「まあまあ、せっかく国王が誘ってくれたんだし。」
なんだかんだみんな楽しそうだ。
「今日は酒も用意してあるんだ。楽しんでくれ。」
「あ、俺たちが運びますよ。」
彼らは新3バカのウーネとサーイル。
俺は名前を覚えていた。
俺も日々成長しているのだ。
「そういえばすっかり忘れていたが、獣人の俺達も温泉に入って良かったのか?」
「ああ構わない。これからも来たかったら勝手に入っていいぞ。この温泉は源泉掛け流しだし、カンナが掃除も必要ない様に作ってくれてるらしいから抜け毛も気にしないでくれ。」
「いや、すっかり忘れてた俺が言うのもなんだが、俺達は獣人だぞ。」
「ああー、今更何言ってんだよ。
うちの国は差別なしだろ。」
「差別をすっかり忘れて生活してくれているなら、国王として嬉しいよ。」
「この国は白大猪の肉と差別なしくらいしか売りがないからな。」
「おいおい国王の前で売りがないだと。
真夏やってしまえ。」
俺は温泉の端で打たせ湯していた真夏に言った。
ブルブルブルブル…。
「おい真夏ふざけんなよ。
せっかく身体洗ったばかりなのに毛が付くだろ。」
「「「ワハハハハ。」」」
「そういえば真夏。今日はあの練習中の新スキル見せてやれよ。」
「うん。僕も温泉入りたいしね。」
長い髪、白い肌、中性的な顔だち。
真夏は人間に変身した。
残念ながら美少女ではない。
真夏は男の子だ。
「「「なんだと!」」」
これには、みんな驚いていた。
真夏はガガ国で知り合った神様、エクシアバルバトスゼロ様に貰った新スキル『人化』を俺と温泉に入る為に練習していたのだ。
真夏は湯船に浸かり俺にくっついてきた。
「真夏いろいろ誤解されるとまずいから人化した時は離れなさい。」
「はーい。」
「そういえば僕、人型での戦闘も練習してるから、今度訓練つけてあげるね。」
「それほんまか!ついにわいと真夏の一騎討ちが実現するんやな。」
「いや、6対1でいいよ。武器も何でも使える様になったから、武器対策の練習もしてあげられるよ。」
「慣れない人型でも、6対1やと。
得意武器はなんや?」
「やっぱりまだドラゴンクローが一番使いやすいかな。
使ってて一番楽しいのはモーニングスター。」
モーニングスター、鎖に鉄の球が付いてる奴やな。
爪と球、やっぱ人型になっても犬やな。
「それとこんな事も出来るよ。」
真夏は獣人のタンダーソウを人化した。
「おお、これで故郷へ入れるじゃねえか。
お金が貯まったら故郷で仲間を買って助けられるな。」
俺達は温泉を楽しんだ。
一番直したかった12話を直しました。
正直12話が気になっていて誤字脱字修正をはじめたのでほっとしました。




