新たなる成長。
「真夏と国王じゃないかお帰り、ガガ国の方はどうなった?」
俺は三蔵とアレックスに普通に話しかけられた。
「それは安心して大丈夫だ。
ガガ国の王と意気投合出来て戦争回避出来た。
それに技術提供も約束してくれて、早速3人の職人を斡旋してくれたぜ。」
俺は二人が普通に接してくれた事が嬉しくて、ちょっと得意げにカンナ達を紹介した。
「なるほどテンダイドーをお土産にして、戦争は話し合いだけで回避した上に意気投合して技術提供までも。
やっぱり初対面の国との外交は真夏を連れて行くと違うな。」
なんか勘違いされている。
二人の中でガガ国と仲良くなれた事が全て真夏のおかげになっている。
なんか納得いかない。
「違うよ、今回はその場に居ただけで役立ってないよ。」
真夏は否定した。
「真夏は相変わらず国王が大好きなんだな。国王を立てて偉いぞ。」
うん、俺の評価なんてこんなもんだ。
「そっちの二人は新しい精霊なのか?
さすが真夏だな。」
「僕すごい頑張ったんだよ。褒めて。」
俺の時とは違い、やっぱり真夏だなと納得する二人。
「精霊様はじめまして。
俺達の仲間には魔法の本を読んだ事がない奴等がいます。よかったらそいつらに適性がないか見てやってください。」
と三蔵が精霊に頼む。
確かに各精霊は自分の属性なら、本無しで使える様にする事が出来る。
三蔵だけでなく俺から見ても、みんなが魔法を使える様にしてほしい。
日常生活の面でも魔法があるとないでは全然違うのだ。
ここは今夜、自己紹介や今までの報告、みんなの歓迎会や精霊の名付けを兼ねた焼肉パーティを開催しよう。
と、俺が考えた瞬間、三蔵とアレックスが相談しだした。
「たしか10日くらいで万導達も戻る様だし、ここは焼肉パーティだな。」
「そうだな。では少し余裕を持って再来週焼肉パーティを開催すると報せを出して準備しよう。人数が多いと楽しみも多いが準備も大変だな。」
「それでいいですよね国王?」
俺の居ない間に仲間が優秀になり過ぎて、なんか俺なんか必要ない気がする。
俺なんか人数や準備の事も考えず危うく一般家庭のお父さんの様に「今夜は焼肉だ。」とか言っちゃうところだったのだ。
俺はなんか良く分からない感情に動かされ一生懸命働いた。
みんなにキョトウ国、デッカーザッカー国、ガガ国で有った事を伝える。
今までなんとなくだったみんなの役職を、万導達や塚ちゃん・アレックス達を含めみんなの希望や能力を聞いて話し合う。
三蔵やニカナーノに任せきりだった、農業工業水産業などを把握して計画を立てる。
移民達の話しも聞き、働きやすい環境を整えて生産性を上げる。
カンナ達とみんなを会わせて城の建築計画を立てる。
だいぶ子供達も増えてきたので学校を作り、教育により未来の国力をあげる。
俺は自分でやってみて、いかに仲間達に任せきりだったかを学んだのだった。
1〜4まで誤字脱字の修正を終えました。
内容の変化はないので読み直しの必要はありません。
引き続き更新が遅くなってしまい申し訳ないです。
2019年3月3日




