塚を肉体言語で目覚めさせる。
戦争は終わった。
ギルドで待っている筈だった仲間達は、岩場の影や木の影周りからどんどん集まってきた。
足でまといなのはわかっていたが、それでも近くから隙をうかがっていたらしい。
ニューサウザントクラスの全員も無事で最低限の治療だけして捕虜として小屋で監視しているそうだ。
それにはニューサウザントクラスのリーダーも喜んでいた。
「お前だけ無傷じゃ帰り辛いだろう。
国への説明もあるだろうしな。」
俺はその場でニューサウザントクラスのリーダーの腹を刺す。
真夏も参加してリーダーを攻撃する。
ちゃんとそれなりの理由有ったし最もらしい事も言ったが、俺は若干スッキリした。
傷が回復しない様に止血程度の回復魔法をかけてもらい、みんなで小屋を目指す。
リーダー達に縄をかけ小屋に移動する。
小屋でギルド立会いのもと、俺は勝利宣言、ニューサウザントクラスと幹部兵達は敗北宣言をし戦後の処理に入った。
回復したてで申し訳ないがこちらはニカナーノ、あちらは副官(服屋の使い)を立たせ話しを進める。
今回の戦争の非は100%キョトウにある事、未だにキョトウは闘える戦力を有している事、捕虜にロイヤル戦士ニューサウザントクラスと貴族の息子がたくさんいる事などを考慮して、賠償金賠償品が決まっていく。
相手の交渉人服屋は賠償品が多ければ多いほど儲かるわけで、賠償金を減らして賠償品を増やす事でかなり有利に事が進んだ。
貴族の息子がたくさんいる事も多かった。
その日はそれで解散となり、
次の日副官と一部兵は帰国、俺達は簡単なパーティを楽しんだ。
パーティの後ニカナーノに連れられてギルドの地下に行くとそこには裸姿で鎖で縛られている塚がいた。
キョトウの地下と違って置いてある武器は戦闘用というよりも、拷問用が多かった。
ニカナーノはこれは塚にとっても良い話しだというので、俺は喜んで次の日の夕方までボコボコにされていたニカナーノの怨みを晴らした。
塚はニカナーノの事を姉様と呼び何やら目覚めた様だった。
「おかげでこれから普通の女としての幸せを探せます、ご主人様。」
とか言われたが、普通の女の幸せでは物足りない身体になってないか心配だ。
ギルドを出ると朝の散歩をすっぽかされた真夏が待っていた。
俺の匂いを嗅ぎ何かに気づいたのか、ジト目で睨んでくる。
俺は疲れた身体に鞭打ち、夕方の散歩に出発すると真夏はすぐ尻尾フリフリ全開になった。
今日は散歩コースをいつもより長くした。
俺は国の名前をアリスティーナと名付け
洞窟近くの川の上流の街を首都アリス、
川の下流の農業に向いた旧ハイイーキョ村近くに作った街をティーナと名付けた。
それぞれの街の中心部にはアリスティーナ様の像と噴水がある。
アリスティーナ様の像は俺のお手製でいい具合で見えそうで見えなく、エロそうでエロくない神秘的な感じにした。
賠償の品や賠償の女奴隷3000人が届き、ギルド監視のもと奴隷紋を外し、契約紋を付けていく。
50人の兵で500人の兵とニューサウザントクラスを退けただけでなく、50人の男に3000人の美女がいる男女差の偏りの多い人口。奴隷紋を外す平等の国として名が広まった
その結果移民希望が殺到し、人口問題も解決。
急な移民希望増加だったが、奴隷紋を契約紋に変える時に契約させる為、治安維持も問題なかった。
移民が増え過ぎたらどうしようかと思っていたが、各国が国境警備を強め奴隷の国外脱出を禁じた為、特に何もしなくても移民が増え過ぎる事もなかった。




