表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/91

7000万円だと?

あれから1週間。


俺はまだ首都キョトウに居た。

そして今日も楽しくお仕事だ。


今日も元気にギルドの扉を開ける。

「おはようございまーす。」


ガタガタガタガタガタガタ…。

受付の1つが俺がギルドに入った瞬間に震える。


知的メガネの冷たい美人はもうそこには居ない。

俺に会ったら震えて震える死んだ目の女になっていた。


「おはようございますご主人様。

今日もご主人様の希望通りのクエストを

用意しております。


「うむ。」

俺はいつものEランククエストを受注する。とある昆虫の採取だ。


C級推奨賞金首を倒した俺はメガネ受付のニカナーノとの話し合いによりそのままC級になった。


残念ながら俺の実力では、そのままA級まで爆走ともいかず、さっさとハイイーキョ村に帰る事も考えたが、このまま世間知らずではいずれ何かに巻き込まれるだろうと考えてギルドに通っている。


今の俺の目標は二つ。

まずは、特殊な生地の服を買う事。

着ぐるみマスコット的な俺の体型に合う服や鎧は首都キョトウでも売っておらず相変わらずオーダーになる。


洗わなくても綺麗なままで、ある程度の刃物なら防ぐ生地がこの世界にはあった。

最初にこの街に着いた時、軍の偉そうな奴らが着てたローブもそれだ。

その生地で服をオーダーしたいのだ。


そして次の目標は本の購入。


この世界は色々な能力がスキルさえ持って入れば特殊な本を読むだけで使えるのだ。


本屋に入るとその人を見極め本が自ら光り輝いて呼んでくる。

その光り輝く本の中から好きな本を選んで購入し、読めば能力が使える様になるのだ。


スキルさえあればについては、人には未発現スキルがあるそうだ。


スキルなし

本を読んだり努力しても覚えられないもの。


未発現スキル

本を読んだり努力すれば、発現するもの。


発現スキル

本人も意識して普段から使ってるスキル。


未発現スキルを全て調べる方法もあるそうだが、凄く高額で一部の貴族達だけしか使わず、ほとんどの人は必要になったら使えそうなスキルはないかと本屋に向かう。


本も凄く高額なので魔法と自分の仕事に使うスキルくらいしか買わず、自分のスキルを全部発現させるのは一部の貴族だけだ。


さて、目的地に着いた事だし今日も仕事をはじめよう。


俺は朝ごはん代わりに変なポーズをとって念じる。


「キューシューーーーー。」

周りの雑草が枯れ、虫が落ちる。


これにより俺は、魔虫を無傷で倒す。

これがえらく評判が良く通常より高値で引き取ってくれるのだ。


しかも、その評判のおかげでギルドの他のメンバーに狙われる事は無くなった。


大規模な魔物の襲撃にあった村の生き残りが、いきなりC級になりE級クエストとはいえ謎の技で魔虫を無傷で殺して取ってくる。


C級推奨賞金首も地獄の苦しみを与えながら捕らえたそうだ。奴には手を出すな。

そんな感じだ。


ギルドに魔虫を納品後、早速本屋に向かった。


薄暗い部屋の中、何冊かの本が光り輝く。

俺は本達にそっと話しかける。


「犬と仲良くなりたい。お話がしたい。」

すると一冊の本の光りが増した。


俺は早速その本を手に取りレジに向かう。

レジには婆さんとそのお孫さんがいる。

俺はもちろん真っ直ぐにお孫さんの方へ向かう。正直かわいいお気に入りだ。


「これをくれ。」

「はーい、白金貨70枚です。」


なっなんだと!

犬とお話しするだけで7000万円だと。

俺は咄嗟に日本円に換算してしまった。


確かに犬とお話し出来るのだ、それぐらい払うセレブも余裕でいるだろう。

しかし、7000万円!


俺はハイイーキョ村や洞窟から集めた金を全部出した。


これでアリスティーナ様とワンちゃんと住める一軒家は買えなくなるがまた頑張ろう。


それにハイイーキョ村に戻れば家などいくら

でも無料だ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ