抑えきれない気持ち。
17才の体と性欲。
スキル『不老不死』の能力は限界を超える。
俺はあの日から毎日あの洞窟内の湖に通っていた。
剣の腕もますます上がっていた。
そして水属性魔法はついに限界を超えた。
俺はこの世界で裸女神にしか会った事がない。
人間に会った事がない。
それでもこれだけは、はっきりと言い切れる。
俺の水属性魔法は人類の限界を超えた。
ーーーサイド 裸女神 ーーー
私は女神だ。
生まれた時から女神で、兄弟はおろか父親と母親が居るのかすらもわからない。
私に触れた事がある者は神を含めても誰も居ないし、私を見た事がある人間は極々僅かだ。
世界を作り、そしてそこに生命を作り、一日中ずっと観察する。
生命達は、神である私ですら考えもしなかった新生命に変化したり、発明をしたり、デザインを作り出したりした。
稀に私の存在に気づく存在も誕生する。
私は彼等個人や組織・思考に注目し、加護を与えたりしながら観察し、新しい事・面白い事を集める。
集めて何かをする訳ではないがそうする。
生まれてからずっとそうしてきた。
もちろんそれだけではなく、他の神に会ったりもする。
他の神も何故かわからないが、それぞれ世界を作り観察していた。
そして今、私には毎晩観察する人間ができた。
それは瀕死の状態なのに、私の裸を見て興奮したアイツだ。
彼を見ると何故か恥ずかしく何故か身体が熱くなる。
流石に日中は他にも面白い存在がいるので見ていなかったが、今晩も私は彼を見ている。
いつもはそこまでは見ていないが、今晩は何気なく彼のステータスを確認した。
水属性魔法のステータスがやばい。
これはどういう事?
早速日中のアイツの記録を探して見る。
アイツは毎日私と出会った洞窟に通っていた。
そして、水属性魔法で裸の私を作り出していた。
この世界の歴代の芸術全てに触れた私ですら、驚愕する程の完成度だった。
水なのに何故か色まで付いており、ただ裸の私を再現しただけでなく、芸術性までも完璧だった。
そして何故かその水で出来た私に体当たりを繰り返していた。
なんなのこの熱い気持ちは!
明日会いに行こう。
私はもう一度彼に会いたい。
もちろん裸で会いに行きたい。
ーーー 主人公 ーーー
俺は今日もあの洞窟へ向かう。
そしてあの湖に着いた時いつもと違う事が起きた。
あの女神様がいた。
裸でいた。
そして急に抱きついてきた。
耳元で裸の女神は囁いた。
「私の名前はアリスティーナ。
そして貴方に更なる加護と土属性魔法を授けます。」
やっと会えた。
ずっと会いたかった裸女神様。
俺の心がいっぱいになる。
「俺も会いたかったです。」
するとアリスティーナ様は光とともに消えていく。
えっ?やっと会えたのに。
ちょっ、ちょっ、待てよーーー。
スキル『土属性魔法』獲得しました。
アリスティーナ女神の敬愛を受けました。




