例の洞窟へまた裸女神を見に行った。
遂にこの日が来た。
そうあの洞窟へ再挑戦する。
火属性魔法は相変わらずライターだが、結構長く付けたままに出来る様になった。
元々1人遊びが好きな俺はいろいろ実験し、魔力消費量や火が消える時間もしっかりと把握した。
そして水属性魔法はとある目標のために、空中に水の塊を浮かせる事が出来る様にまでなった。
剣の腕も上がり例の焼肉パラダイス白大猪も余裕で狩れる様になった。
ぶっちゃけると魔法は戦闘にはまるで使えないが剣で切ればいいんだ。
そう、あの有名な戦術、結局物理最強説である。
俺はウキウキで森に向かう。
するとなんと今回もあの焼肉こと、白大猪の群れが居るではないか。
幸先が良い。
白大猪が居るなら、裸女神もまた居るかもしれない。
♫焼肉ちゃん、焼肉ちゃん、焼肉パラダイスー、イエイ!
俺はどんどんクオリティが上がる焼肉パラダイスの歌を歌いながら、群れの前へと躍り出る。
白大猪はまたも巨大な3匹を群れの尻持ちにしながら逃走をはじめる。
「ひっさーつ!結局物理最強説剣!」
どんどん痛くなる俺の独り言。
本格的にやばいものを感じながらも俺は一頭の白大猪を仕留めた。
そして例の洞窟の前に運び火属性魔法を使い焼肉をはじめた。
美味いー、美味いぞーー!パシ!
うおー、うめー。パシ!
うん、やっぱり焼肉だな。パシ!
俺は1人で喋りながら焼肉を食べていた。
途中のパシ!はコウモリ型のモンスターを倒す音である。
俺は焼肉をしながら煙を洞窟に流し入れ、モンスターが煙たくて堪らなくなって出てきた所を叩く作戦に出たのだ。
もちろん叩きこぼしたコウモリも居るが結構な数を討伐できた。
腹ごしらえも終えた俺は、いよいよ洞窟内に潜入した。
洞窟内は焼肉臭さかったが、煙が効いたのかコウモリ型モンスター以外も居なかった。
途中迷いもしたが、なんとかモンスター達の倉庫部分に辿り着いた。
もちろん今回も新しく増えた金目の物を拾うは忘れない。
そしてここまで来ればもう直ぐ、あの裸女神の湖である。
俺は先を急いだ。
静かに気配消して急いだ。
もしかしたら、また裸女神がいるかもしれないのだ。
そして湖手前の角に着いた。
俺は慎重に顔を伸ばす。




