表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/11

記憶の破片1~2

(ああ・・・ここはどこだ)

徐々に覚醒していく意識のなかで、初めて目に写ったのは、俺を見下ろす茶髪の男と金髪の女だった。

(俺は誰だ・・・ ) そう思った瞬間俺を茶髪が抱き上げた。

(はぁっ? 何で俺を持ち上げられる?俺は体は小さい方じゃないはずだ?) 

そう考えた瞬間 頭に映像が浮かび上がった

「お前 身長とあそこだけはでかいよなw」

顔も思い浮かべられない、男か女かもわからない、けれど今起きた出来事のように鮮明に頭の中で映像が映り出す

(この映像はなんだ? まさか俺は記憶を失ってしまったのか。 そんなはずはない落ち着け・・・今俺はどんな状況にいるのか考えろ・・・)

そう考えている間にも茶髪と金髪は話している。 見ただけで嬉しそうということがわかるくらい茶髪は笑い、金髪は微笑んでいる。 会話の内容を知ろうとして耳をそばだてるがこんな言葉は聞いた事がない・・・

(聞いたことのない言葉だなぁ・・・俺が知っている言葉とは違うな~・・・ あれっ俺はこれ以外の言葉は聞いたことのないはずなのに知ってる言葉なんてないはずなのに・・・)

その瞬間また頭に何かが流れこんできた。 (この感覚はなんだ? この文字はなんだ?それよりもなぜ俺はこの文字を知っている? 本当に俺は記憶を失ったのか・・・俺は今までどこにいて何をしていた? くそっ色々考えたからかすごい眠い・・・)

「「₮₯₶₳₦₧₮₰₳₴₲₱₳₰₭エリト」」

金髪と茶髪がそう言ったのを聞いた瞬間俺の意識は闇に落ちていった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ