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OPENINGPHASE②

GM:では、現代人のオープニングを始めよう。君たちは気がつくと広さの分からない、どこか薄暗い空間に横たわっていた。


マギサ&ぎう:(あ、またここか……)


ネオ:辺りを見渡します。


GM:すると君たちの前に出てくるのは、後光を放ち悠然と佇む、1人の少女。


マギサ:(←口を抑えてプルプルしている)


GM:そして手には釣竿。


ネオ:…………あ(察し)


社蓄:…………?


GM:その金髪碧眼の少女は君たち2人に向けて口を開いた。「私の名前は女神アイム。豊穣の女神アエマの娘にして、あなたたちをこの世界へ導いた者よ」


マギサ&ぎう:またお前かぁぁぁぁああ!!(爆笑)




説明しよう!女神アイムとは!!


私の前作、「ドロップ品決定ロール」で2人のアーシアンをエリンへと導いたNPCである。

一応PCデータを持ってはいるが、アイテムのデータを強化したり、本来現代人しか持てないハズのスマートフォンを持っていたりと、色々とチートな存在。


それでも、「NPCだから」という理由で許されちゃったりしている。(許しているのは私だが)




GM:女神様は設定上こういうときに使いやすいんだよな(笑)……え〜、因みに現在は9レベルくらい。白のローブを身に纏い、母、アエマの魂がこもった豊穣の花冠を装備している。


ネオ:年齢は?


GM:神様だから詳しくはわからないけど…ドロップ品決定ロールのときは身長140cmのツインテールだったのに対し、今回は少し成長して145cmのポニーテールとなった。見た目年齢は小学校高学年くらいかな?


ネオ:小学生!ならばロリ!!女神の足元に駆け寄り跪いて言います。「お美しい女神様、この私にどのようなご用件でしょうか?」(一同爆笑)


ぎう:マジにロリコンや(爆笑)


GM:「美しい?…ふ、ふ〜ん?…そう??」女神様はなんだか機嫌が良さそうだ(笑)


ネオ:ちょろい(笑)


GM:女神様はどうしてもちょろくなっちゃうんだよな〜。性格的に。


社蓄:……で?えーと、女神様、私たちは何をすればいいので?


GM:「あ、そうそう忘れてた。えーと、あなたたちにはとある冒険者を救うため、異世界に行ってもらおうと思います」


ぎう:一応言っておく。お前たちに拒否権は無いからな。(一同爆笑)


GM:「そうそう。異論反論拒否反発口答え等一切認めないわ」


社蓄:ひでぇ上司だ(爆笑)


GM:「それじゃ、あなたたちそれぞれに力を授けるわね。(ネオの方を向いて)あなたには馬鹿力を」


ネオ:ちょ…言い方(笑)


GM:(蓄の方を向いて)「あなたには休む間もなく味方を支援し続ける脳力を」(一同爆笑)


社蓄:休ませろよこのブラック上司っ!?(爆笑)


マギサ:雑だなー(笑)


GM:勘弁してくれ(笑)全部アドリブなんだから。


社蓄:アドリブで命令すんなよ(笑)


GM:「まぁ、何はともあれ…決定ね!」


ぎう:いや、元から決定してただろ絶対(笑)


GM:「それじゃあ《テレポート》で次のシーンへ行くわよ!!」


ネオ:あ、待って!!女神様頼むからついて来て〜!


GM:いや、女神が1レベに手貸したらゲームにならないから(笑)さっさと次行かぁぁぁぁあっと!!


マギサ:今度は何だ!?


GM:あぶねぇ忘れてた。ギルドサポート決めよう。


ネオ:あぁそういえば。


GM:今回は神殿に行ってる暇がないので女神権限でギルドを結成しちゃいます。


ぎう:女神様さすが(笑)


GM:そして、ご存知の通り1レベルギルドはギルドサポートを2個取得することが可能。ただし、ギルドのキャラクターのレベルが1レベルであるため、シナリオ中使用可能なギルドサポートは一種類のみ。


社蓄:つまり、「パーティ全体に効果のある秘密兵器的なもの」を1つだけ選べるってことか?


GM:そうそうそんな感じ。それでその秘密兵器…ギルドサポートを選ぶ訳ですが……今回は目の前に女神様がいらっしゃるということで……


ネオ:……?


GM:難易度12の精神判定で女神に交渉して下さい。成功すれば今シナリオでオススメのギルドサポートを女神様が教えてくれます!!


ぎう:…………………えぇー


マギサ:………女神様のオススメかぁ…


GM:「何!?文句あるのっ!??」(一同爆笑)


ぎう:いえいえいえ決して信用できないだなんてことはございませんうへへへへ


GM:(わざとらしい…)ま、まぁいいや。ほら。とりあえず現代人2人のうちどちらか早よ振ってくれ。…………いらないってんならいいけど(笑)


ネオ:じゃあ…交渉の精神判定に+1Dする《オピニオン》を持ってる俺が振ろう。


GM:げ。そんなモン持ってんのかよ。フェイト使えよ。


ネオ:誰が使うかっ!??………はっ!さては貴様、PCのフェイトを減らすのが目的だな!??


GM:……………………………………ちっ


一同:まじかてめえええええええええ(一同大爆笑)


マギサ:あぶねぇ(爆笑)そんな罠が仕掛けてあったとは……


ぎう:このGMは本当まったく……(笑)


GM:いいから早よ振れって(笑)


ネオ:はいよ〜(ダイスを振る)13。ギリギリ成功。


GM:「オススメは『限界突破』。場面次第では『蘇生』も重宝。『陣形』と『祝福』は多分いらないわ」


マギサ:1ラウンド間強化の『限界突破』か、HP全回復の『蘇生』か……


ぎう:オススメは『限界突破』と。


GM:そそ。


ネオ:う〜ん……でもこのGMのことだしなぁ(笑)……安全策で『蘇生』かな。


社蓄:うん。堅実でいいよ。


GM:「OK決まったわね!それじゃあ今度こそ………《テレポート》!!!!!ビュン!!!!!!!」


ネオ:あぁ、女神様の影が遠く……


GM:黙れロリコン(笑)では今度こそ次のシーンへ移りましょう。


一同:は〜い。



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