それは本当に必要?
はじめまして、小説家になろうの隅っこに生息しているキクゾウと申します。今日もプロットもオチもなく感じたとおりのことを書いていこうと思います。これがこうだからこうであろう、といった文章は書けませんが、それでもよければお付き合いください。
最近私、レビューを少しずつ書いていくようになったのです。自然、他の方のレビューも見るようになります。そこで何件か目に入ったレビュー。それは。
『面白くないレビュー』
わかりづらいと思うので説明を加えます。
「この作品は面白くない」
「時間を無駄にした。時間を返せ」
「こんなのがランキング入りとはなろうも終わってる」
などという、マイナス評価のレビューでありました。このようなレビューがあることに、私は正直驚きました。そして感じました。
「こんなレビュー必要あるの?」
ちやほやするだけがレビューじゃないのはわかります。でも例えば
「○○の描写はいい、だけど人物がたっていない」
もしくは
「○○な話だった。面白いと思うけど自分には合わなかった」
こういうのはありかもしれません。
しかし私が見たのは完全に批判するだけのレビューでした。
プロ作家なら、評論家から、読者から辛辣な反応がくることもあるでしょう。
「じゃ、小説家になろうならプロじゃないから甘えていいの?」
そう言われてしまえば返す言葉がないのも事実です。
でも。
私も書いている側の人間だからかもしれません。小説家になろうにログインして赤い文字を見た瞬間。それなりに浮かれます。それがレビューが書かれましたの文字だったなら、舞い上がって目眩さえ起きそうになります。それなのに。見てみたら面白くないのレビューであったら。まあ、恐ろしく落ち込むことでしょう。
すいません。個人の感情に流れました。
話を戻して「甘えていいの?」には返す言葉はありません。しかし、この小説家になろうは、まずコメント欄があります。悪い点、の項目もあります。そこでは駄目なのでしょうか。物を書くにはそれなりに時間を食うと思います。時間を食ってまで批判のレビューが書きたいのでしょうか。
面倒くさがりな私がこうやって筆を起こす程度には影響力があるのかもしれません。
「そんなにつまらないのか。じゃあ見てみよう」
「ひどい書かれっぷりだな。覗いてみるか」
そう思う人もいるかもしれません。なので批判的なレビューでもプラスに働くこともあるのでしょう。しかし
「楽しかった」
「面白くなかった」
そう書かれていて読みたいと思うのはどちらの作品でしょうか。私は前者だと思うのです。
この話も終わりに近づいてきました。
小説家になろうでレビューを貰えるのは貴重で希少であると感じます。その中で『面白くない』レビュー。本当に必要でしょうか?
理想的なのは、批判のレビューすら楽しめる作家の懐の深さだとは思うのですが、私は今のところ疑問に感じてしまうまだまだ甘い人間であるのです。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
◆漢字の変換ミスがありましたので修正しました!
ご指摘ありがとうございます(^-^;