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プロローグ
自分を狙う殺し屋とワケあって同居することになった俺はどうもこの殺し屋の考えてることがわからない。思考回路解読不能。
見た目の美貌とは裏腹に中身はウルトラ級に変人なのだった。
そんな奴とうまく同棲できるか?
不可能だ、無理だ、まず嫌だ。
そんな俺たちのドタバタ日常活劇だ…
なわけない詐欺です嘘です日常なんてこの殺し屋女がいる限り俺には当分来ない。
ーーー
妖怪との共存、それは人間にとっては些か遠いことなのかもしれない。
だけど、そんな人間が、妖怪と関わることで起きる事件や非日常、
一人の高校生を中心に妖怪たちと人間たちは
奇怪に交差する。