第七話 運と星
この話は主人公視点ではなくゴラギコ・サモンズ視点です。
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<ゴラギコ・サモンズ視点>
俺は突然冒険ギルドに呼び出され、今目の前には憧れのゴートテイマーがいる。
「何者かがダンジョンを攻略したという話は聞いているな?」
「はい。」
「では、単刀直入に聞かせてもらう。
ダンジョンを攻略したのは君だね?ゴラギコ・サモンズ君。」
俺はその言葉に耳を疑った。
「あの、なぜ俺だと?」
「とある人から、目撃情報が入ってね。ダンジョンが崩壊し生まれ変わる前に『よっしゃー!』と叫びながら走って出ていくところを見たというね。」
俺は、あの時確かに喜んでいた。だが、ダンジョンを攻略したからではない。
『ミドル裏切り作戦』が成功したことを喜んでいただけである。
しかし、勘違いしてくれたのは好都合。何せゴートテイマーへ一歩近づいたからだ。
「そ、そうです!そうなんですよ。」
「ではなぜ、私が名乗り出ろと言ったとき名乗り出なかった?」
「あの時は、テンション上がっちゃってそのまますぐに走って帰っちゃったんです」
「そうか。本当に君なのか。では、これを渡そう。」
そう言って、赤く光る星のバッジを渡してくる。
このバッジはゴートテイマーへの4つの条件を達成するたびにもらえるバッジである。
ゴートテイマーへの四つの条件とは
1、ダンジョン攻略
2、テイマーの学校であるテレジア学園の卒業
3、冒険者での実績
4、現ゴートテイマーとの戦いに勝利
であり、それぞれ達成すると赤、青、緑、黄色のバッジをもらう。
そしてこれを集めると晴れてゴートテイマーになれるということだ。
「ありがとうございます!!」
「うむ、これからも精進するように。ゴラギコ・サモンズ君。」
「はい!」
俺は何もかもうまくいく、喜びを感じながら、この部屋を後にし、今日はそのまま真っ直ぐ帰宅した。
ゆっくり書く予定の息抜き作品ですが、評価が高ければ投稿頻度を増やしていきたいと思います。
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