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あの子との再開

1


「私の彼氏になってください」


目の前の黄色い髪をした少女がそう言ってきた。


「突然何いってんだよ」


「だから私の彼氏になってよ」


突然の出来事に少々戸惑っているが、実は目の前の少女は俺のタイプだ。


「わ、わかったよ。なってやるよお前の彼女に」


断る理由も特にないので彼氏になることにした。


「本当に?ありがとう。貴方ならきっと・・」


気がつくと俺は天井を見てた。


「なんだ、夢かよ」


再び俺は眠りについた___


「伊吹早く起きなさい。学校遅刻するよー」


姉さんがリビングから怒鳴っている。

俺は内心まだ寝たかったが、ここで起きないと部屋に怒鳴り込んでくる可能性が高いので起きることにした。


「おはよ~」


「朝ごはん出来てるからちゃんと食べて学校行くのよ。お姉ちゃん仕事いってくるから」


「りよーかい」


今は両親が海外に単身赴任しているので俺と姉の二人ぐらしだ。

家事などはほとんど姉にやってもらっている。

優しい姉を持って俺は幸福者だ。


しかし、昨日の夢は我ながら良い夢を見せてもらった。なんて、夢の内容を振り返っているとニュース番組が7時半を告げた。


「やべ、もうこんな時間かよ」


急いで朝食を済ませ制服に着替えて学校に向かった。



俺の名前は朝風(あさかぜ) 伊吹(いぶき)春から高校に通いはじめたばかりの1年生だ。


「おう、伊吹おはよう。どうした?目の下にクマがあるけど寝不足か?」


と心配そうに聞いてくれたのは、中学からの友人の来宮(らいみや) 祐太(ゆうた)だ。祐太は中学からモテていて所謂リア充ってやつだ。


「ああ、昨日は変な夢を見てしまってな、夜中に目が覚めたんだよ」


「え、もしかしてエッチな夢?」


とニヤニヤしながら祐太は聞いてきたが


「そ、そんな夢見てねーよ」


反射的に即答した。


「おいおい、冗談だよ。そんな大きな声ださなくても・・」


ふと冷静になって回りを見ると辺りの生徒たちがこちらを見てコソコソ話している。


俺は急に恥ずかしくなった。


「ごめん」


「気にすんな。話もどすけどどんな夢見たんだ?」


と聞いてきたが、ホームルーム開始5分前を知らせるチャイムがなった。


「続きは昼休憩な。ホームルームに遅れるから走るぞ」


と言って、2人とも下駄箱から走って教室に向かった。


教室に入ると、まだ学校が始まって1週間しか経ってないのにクラス内ではもうグループができている。

俺はまだどのグループにも所属していない。


「みんなー席に着いて下さい」


かわいい声で教室に入ってきたのは美人の園山(そのやま) 月子(つきこ)先生だ。

学校の男子からは絶大な人気をえており、ただでさえ教室内は騒がしいのに、先生が入ってきてますます騒がしくなった。


「はいはい、みんな落ち着いて。主席を取ります」


先生は1人ずつ主席をとりはじめ、無事全員の主席を取り終わると


「今日から本格的に授業が始まるので気持ちを切り替えてし授業に集中するように」


と言ってホームルームが終わった。

授業は中学の時よりも進行スピードが速く、これは家で予習・復習を心がけないと赤点取りそうだなと考えつつも、外でやっている他クラスの体育の授業を眺めていると昼休憩になった。

クラスメート達は食堂に行ったり、机を並べて昼食をとりはじめた。

俺もひ1人で昼食をとろうとすると、祐太がやってきた。


「おっす」


「お前もクラスメートと仲良くして早く友達作れよな」


俺にしか聞こえないような声量でそう言ってきた。

おそらく1人でいるこの光景をみてそう思ったのだろう。


「余計なお世話だよ」


「登校中・・夢の・・てくれ」


祐太はパンを口に含んだ状態で言ってきたので何を言っているか分からなかったが、何となく予想はできた。


「食べてから喋れよ」


俺は呆れた口調で言うと、


「ごめんごめん。でも気になるんだ夢の続きが」


「分かった。話すよ」


俺は夢の内容を話はじめた。祐太は少し中二病っぽい所があり、それが理由で夢の続きが気になるのだろう。


「俺が見た夢は、突然俺のタイプの少女が『私の彼氏になってよ』っていってきたんだ。俺は最初戸惑ってたが、断る理由もなくオッケーした所で目が覚めたわけ」


俺は夢の内容を全て話した。


「もしこれが現実なら俺もお前と同じようにリア充ってのになれたのかもな」


と嘆くと


「まあ、気にするな、所詮は夢だ」


「知ってるよ。そんなこと・・」


そんなことは知っている。

でもこれが正夢になったらどんなに嬉しいだろうか。

話終わると同時に、昼休み終了を知らせるチャイムが鳴った。


「じゃあな」


とお互い言って祐太は自分の教室に帰って言った。


6時間目が終わり、何処にも行く予定もなく部活にも所属していないのでまっすぐ癒えに帰った。


「ただいまー」


返事がない。まだ姉は仕事から帰って来てないんだろう。


「そういえば、明日までの課題あったよな。仕方がないやるか」


それから1時間くらい黙々と課題をやっていると1階から


「伊吹ご飯できたよー」


という声が聞こえた。いつの間にか姉が帰っていたらしい。


2人とも食事の挨拶をし夕食とりはじめた。


「そういえば、学校始まって1週間経ったけど友達できた?」


「まあ、一応できたよ」


「それは良かった。お姉ちゃん心配してたんだよ」


嘘をついたことに後悔はしていない。


「そんでもって早く彼女作っちゃってもっと安心させて」


と笑いながら言われ、俺は味噌汁を吹き出しそうになった。

「かっ、彼女」


「冗談だよ冗談。まさかもういるの?」


「いねーよ」


こんなやり取りを続けながらも俺は夕食を済ませ風呂に入った。


風呂から上がりベッドの上で横になってるとなんだか眠くなってきたので今日はもう寝ることにした。


内心、夢の続きを期待していたが、続きは見ることはできなかった・・


--翌日--


「初めまして。今日からこのクラスに転校してきましたクライス・レオンです。よろしくお願いします。」


金髪の少女が自己紹介をしている。


あれ?どっかで見たことあるような気がする…


「あっ」


思い出した。

夢の中に出てきた少女そっくりだ。

その言葉に先生が反応し


「朝風、レオンさんと知り合いなのか?じゃあレオンさん、朝風の隣の席に座ってください」


先生がそう指示するとレオンは、


「わかりました」


と言って俺の隣の席に座った。


レオンは休憩時間も机に伏せていた。


「こいつ、友達作るきないのかな?」


今日の授業は転校してきた少女の事が気になって集中できなかった。


ー放課後ー


俺は1%の可能性を信じてレオンに話しかける事にした。


「ねえ、レオンさん。人違いかもしれないけど、俺とどっかで会ったことある?」


と質問すると、


「何言ってるんですか?」


少女が答えた。


「ごめん。人違いでした」


夢に出てきた少女がこんな所にいるわけないだろと納得し、家に帰ろうとすると、


「つい先日の夢の中であったじゃないですか」


俺の目はやはり間違ってはいなかった。






人生で初めてラノベを書いてみました。

下手くそな文章ですが上手に書くことができるように努力していきます。

良かったアドバイス書いてもらえると嬉しいです。

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