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平時の体制

とりあえず、今の所は戦争はない。

だから、王国海軍はパトロールだけしている。北部、西部、東部の各方面艦隊の一定数の兵力を、持ち回りでパトロールに当たらせる。パトロールと言っても、やる事は殆どない。なぜなら、王国海軍の艦船には、高性能レーダーがあるからだ。レーダーで不審船を見つけると、すぐに魚雷で沈める仕組みになっている。王国海軍のパトロール区域には、一般漁船が立ち入る事はなく、彼らもその事を知っている。だから、死にたくない奴は、王国海軍の恐ろしさを重々承知している。

パトロールに出ていない人間は非番となり、休暇が与えられる。勿論、3日経てば4日のパトロール期間に入る。平時は、このサイクルを繰り返す。非番の時の過ごし方は、人それぞれである。鍛錬をする者。ひたすら眠る者。遊び呆ける者。ちなみに俺は、ひたすら鍛錬している。何のために?生き残る為さ。

幸せなんて感じたことはない。そんな哀れな状態のまま、死んでたまるか!?

今日も特に変化はない。つまらんな…。

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