表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/20

始動

ここは仮想世界

アルメリア王国と呼ばれる、強大な大国が支配する惑星ベルーガ

平和が保たれていたこの世界

その沈黙が今破られようとしていた

この物語は、一人の風来坊に過ぎないゼイガーという男が、アルメリア王国海軍に入隊するところから始まる

今日も暑いな。

何はともあれ、俺は今アルメリア王国海軍に入隊した。勿論、ランクは最低の二等兵さ。

学歴がものを言う王国海軍のランク制度なんて、ハナからどうでもいい。今の俺には、飯を食える環境と屋根のある寝床があれば、文句はない。

配置はとりあえず戦闘職のようだ。

難しい事は分からないが、王国海軍には二つの人種しかいないらしい。戦う人間と、それを支援する人間。難しい言葉で言うと、戦隊と兵站部というらしい。

この前の教育研修で唯一覚えていた事だ。

あとは爆睡していた。勿論、教官の新米中尉は大目玉。まぁ、捨て駒の二等兵が、付け焼き刃の知識を得た所で、いざ戦争になったらどうにもならんさ。真っ先に死ぬ可能性が無くなるわけじゃない。座学は苦手だが、戦闘教練では、抜群の評価を得た。餓鬼の頃から、生きるか死ぬかの生活をしていた俺には、なんてこたぁない。自分で言うのもなんだが、身体能力は図抜けている。食い物を探して海山川を駆け回っていたからな。

後一か月もすれば、このつまらない教育期間も終わる。そうすれば、いよいよ実戦配備だ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ