陸船ガレアス
陸船ガレアスが呪禁の滅功念鎖陣のドームでぶっ壊れた跡。乗組員も全員死亡していた。それくらいの衝突だった。
ミハエルは点呼して無事を確認する。
「冬華」
「はい。大丈夫よ!」
「ん……次さゆは大丈夫だからとばしていいか!」
「はいはいはいはいは~~~い! わたし大丈夫じゃないでーす。構って欲しいでーーーす」
「はいはい。冬華構ってあげてさゆを」
「えーーーーーーーー」
「なにがえーーーーーよ。ほらかまいんしゃ~~~~い! 構いなさ~~~い半竜」
変なポーズをしつつ水鏡冬華を煽るさゆ。
「鬼頭千紗」
「はい……いるよ!」
「ん、よし。次勇者ジェムズくん」
「いえーい」
「いえーいね。はーい。次グオリさん」
「ああ。無事だ。だが、君の呪禁の滅功念鎖陣あれは強いとかの次元じゃないな」
「まあね。神が直接使っている方法だから。アレ破れるなら神に対抗しても神のパーフェクトゲームにならない可能性が出てくる」
「ぬう……」
「後フレッド!」
「おいす。元気だよーん!」
「ん。おいす! リュディーナも無事だし全員元気だな」
「あの、さっきの本当ですか」
とリュディーナが聞いてくる。
「何が」
「命わたしがもらい受けるっていうの、わたしの命さしあげますよ」
「はぁ~~~~君ね、あの――」
「もう殺してなんて言いません。あなたの自宅で匿ってくれるんですよね。だったら」
「なんか捨て猫拾うノリで女が増えてる気がする……見方によってはわたし大分あれだな」
その愚痴を水鏡冬華が聞くと、春女とじゃれ合うのをやめてこちらの話題に入ってきた。
「お払いしましょうかわたしが。しますよヴァーレンスに戻ったらわたしが。女難の相取ってあげましょうか?
でもミハエルさんやさしいから、ここは冷たくした方がいいって所で冷たく出られないから、助けてに顔に出されて泣き叫ばれたら、助けにいっちゃいけない局面でも助けにいきそうなので、あなた命のやり取りする場所での指揮官には確実に向いてないよ、バカ……」
上目遣いで水鏡冬華が告げる。




